2012.08.07

佐々木監督が守護神を称賛「小さな福元が神様に見える」/フランス戦

 なでしこジャパンは6日、ロンドン・オリンピック準決勝でフランスと対戦し、2-1で勝利を収めた。この結果、日本は史上初めてとなるメダルの獲得が確定。9日の決勝戦では、金メダルを目指してアメリカと対戦する。

 以下、佐々木則夫監督のコメント。

「準決勝のステージで選手たちは、2008年の北京オリンピックの後からメダルを獲ろうと言ってきた中で、フランスに勝とうという思い、意欲が伝わってきた。ちょっとの差でなでしこのほうが(思いが)あった。それを強く感じる試合だった。ここまできて何ができるかというより、勝つという気持ちだった。今日の試合は感無量です」

「(フランス対策は?)特にセットプレーで2番(ルナール)の対策を阪口(夢穂)と熊谷(紗希)が連携していこうとミーティングと実戦練習でトライしてきた。正確なチャンスを与えなかったのはよかった。フランスの出方はイメージどおりで、ミドルゾーンからのカウンターだった。後半はフランスの足が止まるかと思ったが、向こうもメダルを獲る思いでやってきた。消耗戦になったが、選手がよく頑張ってくれた」

「(60分過ぎに試合が変わっていったが?)2点目を取ってからということだね。立ち上がりは普通に仕掛けていくということ。状況に応じてリトリートしてカウンターになる可能性もある。2点差というのが一番危ないと選手には伝えたが、守りきれるだろうという思いが前に出る力をね……。逆に相手も2点取るためにもっとパワーアップしなくてならないという双方の関係がああいう戦いになった。カウンターで押し上げる前に前でコントロールできればよかったんだが、思いのほか後ろが重かった」

「でも、ブラジル戦でも勝ちきったという思いが彼女たちにもあって、私自身にも守りきろうというのがあった。ブラジル戦で味を占めたのも今のなでしこジャパンにはある。メダルを獲る思いがリスクをかけない戦いにつながっている。そういう変化がある。それから、あの小さな福元(美穂)選手が神様に見えている」

「ブラジルとフランスはタイプが違う。選手たちは順応性を持って戦ってくれた。そこが成長したところ。もちろんトレーニングと意識合わせをして、イメージビデオを見て準備したが、選手が順応してくれた。何より、結果を出したのがよかった。強豪国相手に辛抱強くやったこと。メダルに対する思いが勝利に導いた。それに尽きる」

「宮間(あや)についてはパスミスもあったが、全体のバランスを見て選手を鼓舞したり、状況を見ながらしっかり伝えてくれた。今日も開幕戦(カナダ戦)同様、ピッチに出る前に非常にいいゲキを飛ばしていた。宮間はピッチ外でもミーティングをやっていて、選手のメダルにかける思いが少しだけフランスに勝ったと思う」

「(宮間の話の内容は?)宮間に聞いてもらえれば100パーセントだと思うが、『みんなと素晴らしいウェンブリーというピッチに立てて私はすごくうれしい』と率直に感動を伝えてくれた。それが火をつけてくれた。また、私も監督としてウェンブリーに立てるのが喜びだったので、宮間のコメントでうるっときた。最近は私も女の涙につきあうというか慣れてきて、自然に涙が出るようになった」

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