ブラジル戦で躍動した大儀見優季、フランス戦でも輝けるか
なでしこジャパンは6日、悲願のメダルを懸けてロンドン・オリンピック準決勝のフランス戦に臨む。フランスのアシスタントコーチを務めるアンドレ・バルテルミ氏が日本の印象について語った。アメリカ紙『ワシントン・ポスト』が報じている。
日本は本大会前にフランスと親善試合を行ったが、見せ場なく0−2で完敗を喫した。しかしバルテルミ氏は、親善試合とはまったく別の試合になるだろうと話した。
「親善試合とは完全に違う試合になることは間違いないだろう。なぜなら、これは本大会なんだからね。すべての国が金メダルを欲している。だから私たちは本当にタフな戦いになるということが分かっているんだ」
なでしこは4試合でわずか1失点と、安定した守備を誇っているのに対し、フランスはアメリカと並び今大会最多の10得点をたたき出している。なでしこの守備か、フランスの攻撃か。決勝進出に相応しいチームはどちらか。今夜、決勝への切符とメダルの権利を、どちらかが手にすることになる。
[写真]=Getty Images