2012.07.31

南アフリカ戦は澤、川澄らを温存か…佐々木監督が示唆/ロンドン五輪

南アフリカ戦で先発出場する可能性がある岩渕

 28日のスウェーデン戦で引き分けたなでしこジャパンは、南アフリカ戦を前にした30日の練習をカーディフ大学で行った。冒頭15分間をメディアに公開し、そこからは非公開で約1時間半の練習で汗を流した。

 前日29日はスウェーデン戦に先発出場した選手に対し、佐々木則夫監督が「連戦が続いているし、ボールを蹴らせない日を作ろうかと思って」と練習場に連れてこず、ホテル内の施設で軽めの調整を行っていた。すでにスウェーデン戦後に日本は準々決勝進出を決めていたとあって、佐々木監督の頭には「最大のポイ ント」と位置づける準々決勝に向けて主力をいかに休養させるかという問題がある。それだけにこの日の練習は「明日のメンバー(選考)とその次(準々決勝) のメンバーを代えながら」というテーマの下、さまざまな戦術練習を行ったようだ。

 ミレニアムスタジアムで行われた公式記者会見に出席した佐々木監督は「将来のなでしこジャパンのキャプテン候補」と紹介しながらDF熊谷沙希を伴った。 スウェーデン戦からどれだけのメンバー変更があるかが最大の興味だが「多少、人選を代えて新たな選手を使い、層を厚くして戦いたい」と4人から5人程度の ターンオーバーを行うことを示唆。疲労やリフレッシュが必要なMF澤穂希、DF岩清水梓、MF川澄奈穂美、FW大儀見(旧姓:永里)優季あたりはベンチスタートとなりそうで、代わりにDF矢野喬子、MF田中明日菜、FW安藤梢、FW岩渕真奈の先発起用が濃厚だ。

 主力選手と遜色ない働きができることを証明したいサブ組にとっては、またとないアピールの場となる。6月のスウェーデン招待のアメリカ戦で持ち味を発揮 できなかった矢野は、「あの試合は今までにないくらいのショックな試合で、今も心の中に残っている。ピッチのミスはピッチでしか返せないので、試合に出る ことになったら100パーセント以上の力でやりたい」と高いモチベーションを見せている。また、スウェーデン戦の途中出場でオリンピック初出場となった岩渕は、「アフリカ勢はU-20ワールドカップでナイジェリアとやって(負けた)嫌なイメージがあるけど、どういう状況でも明日は自分たちのサッカーをやり たい」と意気込んだ。

 佐々木監督に記者会見の壇上で「フィジカルが強く、ドイツで対人プレーのパワーを磨いてきた」と称された熊谷は、「南アフリカ相手にも自分たちのサッ カーをやりきれば結果はついてくる」と揺るぎない自信を見せた。狙うはもちろん勝ち点3。F組を何位で突破して、準々決勝の相手がどこになるかは終わってみないと分からないが、なでしこジャパンには目先の1勝に全力を尽くす。

 [写真]=Getty Images

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