2012.07.28

なでしこ、男子のスペイン撃破に刺激「女子も負けられない」/スウェーデン戦前日練習

初戦のカナダ戦に勝利したなでしこジャパン。スウェーデン戦勝利で決勝T進出を決められるか

 25日のカナダ戦を快勝し、中2日で迎えるスウェーデン戦前日となった27日、なでしこジャパンは冒頭15分間のみをメディアに公開し、以後は非公開で約1時間半の練習を行った。佐々木則夫監督は「特別なことはやっていないが、集中してやりながらいい練習ができた」と内容についてははぐらかしたが、スウェーデンを想定した攻守の確認に時間を費やしたもようだ。

 スウェーデンとは過去4勝2分け4敗と互角だが、2004年アテネ五輪初戦で日本が1-0で勝って以来、最近は5試合で4勝1分けと相性がいい。昨年の女子ワールドカップ準決勝で3-1と勝ち、今年6月のスウェーデン招待でも1-0で勝っている。ワールドカップ対戦時にスウェーデンから2得点を挙げたMF川澄奈穂美は「大きい相手はやりやすい」と話し、「相手はゴール前でガチガチに固めてこないし、中盤の選手もプレスバックしてこないから、バイタルエリアが空く。そこに飛び込んでいけたらいい」と具体的な弱点を指摘して攻略法を明かした。

 ただし、今回のスウェーデンはひと味違うという見方もある。DF岩清水梓は「ワールドカップの時は相手が疲れていたから参考にならないし、私が出ていなかったスウェーデン招待も、向こうは五輪前で力を出していなかった。今回はまだフレッシュなので、油断しちゃいけない」と警戒を強める。MF宮間あやは「南アフリカ戦を見ると、スウェーデンは完成してきている。パスをつなぐ意識と質が上がってきている」と分析した。

 だが、なでしこジャパンも「鬼門」と言われた大会初戦を乗り切り、堅さが取れたことで大きな上積みも見込める。佐々木監督は「カナダよりワンランク上の相手だが、臆せずにやればおのずと勝利は見えてくる」と揺るぎない自信を見せる。最大の難関とされる準々決勝に向けて、第3戦の南アフリカ戦で主力をターンオーバーさせたいだけに、スウェーデン戦の勝利は絶対条件となる。それを踏まえたうえで佐々木監督は「練習を見ていて使いたい選手がいるので、次の試合から投入していきたい。ボールを動かすとか、仕掛けにインパクトがあるので期待できる」とMF田中明日菜やFW岩渕真奈の投入も予告した。

 前日に男子がスペインを破る大金星を挙げ、その試合を宿舎のテレビで見ていたなでしこイレブンは新たな刺激を受けた。MF沢穂希が「2010年の広州アジア大会の時も一緒に戦っていて、あの時もお互い頑張ろうと言っていた。男女ともメダルを獲れたらいい。今回も刺激になっている」と言えば、川澄も「いい意味でライバル視している。次は女子も負けられないなと思う」と意欲を新たにした。男子との相乗効果でなでしこはスウェーデン戦勝利で決勝トーナメント進出を決める。

 

[写真]=Getty Images

 

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