2012.07.25

初戦のカナダ戦で弾みを…シンクレアの封じ込めがカギ/なでしこジャパン

 悲願のオリンピックでのメダル獲得に向けて、なでしこジャパンが全競技の先陣を切って25日にグループリーグ初戦のカナダ戦を迎える。

 日本は19日に本大会直前の親善試合となったフランス戦で0-2と敗戦。昨年7月5日の女子ワールドカップのイングランド戦以来、18試合ぶりとなる完 封負けを喫し、カナダ戦に不安を残す結果となった。しかし、試合後の表情は思いのほか明るく、佐々木則夫監督も「自信を失うことはない」とコメント。「我 々は準々決勝をイメージした体力だったから体が少し重かった」と語ったように、コンディションさえ戻せば互角に渡り合うことができるという手応えを得たの だろう。

 初戦の相手となるカナダのFIFAランキングは7位で、対戦成績は3勝3分け3敗の五分。直近の戦いでは0-3の完敗を喫したが、4年前の対戦になるた め、特に問題視することはないだろう。

 勝敗のカギとなるのは、世界歴代3位となる代表通算137ゴールを誇る身長175センチのクリスティン・シンクレアを抑えられるかどうかだろう。チーム のキャプテンでエースの同選手を、日本の攻守における生命線となるパス回しで、いかにボールから遠ざけられるかがポイントになる。ただ、90分の中ではど うしても劣勢になる場面も予想されるため、相手がフィジカルの強さを前面に押し出してきた時間帯に、人数をかけていかに粘り強く応対できるかが勝敗に直結 すると言える。

 日本は優勝した昨年の女子ワールドカップの初戦で、ニュージーランド相手に宮間あやが直接FKを沈めて、競り合った末に2-1と勝利。前回の北京オリン ピックでも、同じくニュージーランドから2点のビハインドを宮間と澤穂希の得点で追いつき、2-2の同点で初戦を終えている。ともに優勝とベスト4と好成 績を残したことからも、初戦でいかに勢いに乗れるかが重要なのは言うまでもない。

 フランス戦では得意のボール回しで後手を踏むなど不安も露呈したものの、良性発作性頭位めまい症を患っていた澤と負傷していた岩清水梓が、復帰後初のフ ル出場。骨折で離脱していた岩渕真奈も途中出場を果たすなど、プラス材料も見られた。中でも大柄な相手にもドリブルで勝負を仕掛けられる岩渕が、カナダ戦 に間に合ったことは佐々木監督にとって明るいニュースとなった。

 佐々木監督の就任5年目で迎える今大会。過去の主要大会同様、初戦で弾みのつく戦いを見せられるかどうかが、初のメダル獲得への第一歩となる。

 

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