2012.07.25

なでしこが大儀見と大野の2トップでカナダ撃破へ/ロンドン五輪

 金メダルを目指すなでしこジャパンは24日、ウォーリック大学内に設置されたオリンピック公式練習場でカナダ戦に向けた最後の練習を行った。雲ひとつない快晴、気温28度という絶好の気候の中、約1時間半の調整は選手全員が集中した素晴らしい内容だった。

 佐々木則夫監督は「今日は選手が、実戦的な状況を入れてほしいと言ってきたので。ボールを動かすことやチェンジサイドをするというのがカナダ戦のテーマ」と紅白戦形式の練習を取り入れ、選手はそれを完璧にまっとうした。FW大儀見(旧姓:永里)優季との2トップに指名されたのはFW大野忍。これまで佐々木体制では右のサイドハーフが主な戦場だったが、ここへきてFWに戻った。

 この2人は4年前の北京オリンピック初戦・ニュージーランド戦の2トップということで、大野は「北京では悔しさも共有したが(直前でコンビ復活という)ミラクルみたいなことが起きた。ノリさん(佐々木監督)が何を考えているのかわからないけど」と笑ったが、体の切れや大儀見との連係は抜群。「シノさんがパスを受けてくれたら、さらに前にパスが出てくるので私はやりやすい」と大儀見も好感触だ。

 フランス戦でFWだった川澄奈穂美は左のサイドハーフに下がり、右の同位置には主将のMF宮間あや。ボランチは澤穂希と阪口夢穂、最終ラインは右から近賀ゆかり、岩清水梓、熊谷沙希、鮫島彩、注目のGKについては好調を維持している福元美穂が入りそうだ。川澄、熊谷、鮫島以外の選手はいずれも北京オリンピック経験者ということで悠然と構えている感じだが、その中で宮間は全体練習後に居残りで直接FKとミドルシュートの練習を行う気合いの入りぶりだ。宮間は「(内容は)普通です。蹴り方を調整していました」と自身の調整については相変わらず慎重だが、全体の話となると「声がまだ足りない。盛り上げる声というのではなく、プレーの面でのコミュニケーションの声を出さないと隙を突かれる」と厳しく指摘した。常に完璧を求める宮間が高い要求をするのはいつものことだが、カナダ戦を前にいつも以上の緊張感を漂わせている。

 佐々木監督は「なでしこジャパン、晴天なり」と締め、万全の調整ができたことに満足げな表情を浮かべた。フランスとの親善試合に負けて危機感を持っていた選手たちも、今は充実している。「大会に入ってさらに成長できればいい。とにかくメダルを獲りたい」という澤の言葉に引っ張られるように、チームは一丸となっている。

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