今節も各地で熱い戦いが繰り広げられた [写真]=J.LEAGUE via Getty Images、金田慎平、清原茂樹
明治安田生命J1リーグ第21節が15日から16日にかけて各地で開催された。
現在首位を走る横浜F・マリノスはホームに川崎フロンターレを迎えた。今季2度目の“BIG神奈川ダービー”は、前半から横浜FMがより多くのチャンスを作り出す。エウベル、ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペスの最前線にマルコス・ジュニオールを加えた“ブラジリアン・カルテット”が幾度となくゴールに迫るシーンを作り出したが、なかなか先制点を挙げられない。対する川崎Fは後半に入ると徐々にチャンスの数を増やす。71分には瀬川祐輔のスルーパスに抜け出した遠野大弥がペナルティエリア内で横浜FMのGK一森純に倒され、川崎FにPKが与えられる。キッカーの家長昭博はゴール右を狙ったが、ここはGK一森がスーパーセーブを見せた。
その後は永戸勝也の負傷により“急造”の布陣で戦う横浜FMに対して、川崎Fが押し込み続ける展開に。遠野、山根視来、佐々木旭らが決定機を作り出すも、GK一森の牙城を崩せない。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、川崎Fはペナルティエリア手前でボールを持った瀬川が門を通すスルーパスを送ると、抜け出した大南拓磨がが中央へ折り返し、最後は車屋紳太郎が体ごと押し込んだ。このゴールが決勝点となり、川崎Fがリーグ戦2連勝を飾っている。首位の横浜FMは第13節アルビレックス新潟戦以来、8試合ぶりの黒星を喫した。
横浜FMが敗れたことにより、ヴィッセル神戸はホームでのサガン鳥栖戦を勝利することで、1試合未消化ながら首位に浮上することができる。このような状況で迎えた一戦は、後半に入った51分にPKで富樫敬真にゴールを許し、1点を追う展開に。それでも、直後の53分に佐々木大樹の折り返しを大迫勇也が沈め、神戸が試合を振り出しに戻す。82分にはカウンターから武藤嘉紀が右足フィニッシュ。GK朴一圭に弾かれたボールをジェアン・パトリッキが押し込み、神戸が逆転に成功した。試合はこのままタイムアップ。神戸は横浜FMと勝ち点「43」で並び、得失点差で上回って首位に浮上している。
横浜FM、神戸を追う名古屋グランパスは敵地で京都サンガF.C.と対戦。試合は13分にセットプレーのこぼれ球を山﨑凌吾が押し込んで京都が先手を取ったものの、名古屋は62分にゴール前でクリアボールを拾った和泉竜司が右足シュートを突き刺し、試合を振り出しに戻す。75分にはキャスパー・ユンカーが単独での突破から左足を振ったものの、シュートはクロスバーに直撃。このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムに左コーナーキックからパトリックがヘディングシュートを沈め、土壇場で京都が勝ち越しに成功。京都が3試合ぶりの白星を飾った一方、名古屋は3試合ぶりに黒星を喫している。
現在リーグ戦10試合無敗の浦和レッズは、敵地でセレッソ大阪と対戦した。4位と5位の直接対決は、レオ・セアラとジョルディ・クルークスの得点でC大阪が2-0で勝利した。77分に浦和が獲得したPKでは、アレクサンダー・ショルツの蹴ったシュートに対してC大阪のGKヤン・ハンビンがファインセーブを見せている。3試合ぶりの白星を飾るとともに、6試合ぶりにクリーンシートを達成した。対する浦和は5月10日に行われた第10節鳥栖戦以来、11試合ぶりの黒星を喫した。
直近のリーグ戦6試合で5勝1分と好成績を収めているガンバ大阪は、ホームで柏レイソルに3-1で勝利した。湘南ベルマーレの本拠地に乗り込んだアビスパ福岡は、スコアレスで迎えた86分にセットプレーからドウグラス・グローリが決勝弾。2021シーズンの第28節以来、約2年ぶりの3連勝を飾っている。
今節の試合結果、順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第21節
▼7月15日(土)
北海道コンサドーレ札幌 0-1 アルビレックス新潟
横浜F・マリノス 0-1 川崎フロンターレ
▼7月16日(日)
サンフレッチェ広島 1-1 横浜FC
FC東京 1-3 鹿島アントラーズ
湘南ベルマーレ 0-1 アビスパ福岡
京都サンガF.C. 2-1 名古屋グランパス
ガンバ大阪 3-1 柏レイソル
セレッソ大阪 2-0 浦和レッズ
ヴィッセル神戸 2-1 サガン鳥栖
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 神戸(43/+25)※1試合未消化
2位 横浜FM(43/+20)
3位 名古屋(39/+10)
4位 浦和(37/+10)
5位 C大阪(35/+7)
6位 鹿島(33/+8)
7位 川崎F(31/+4)※1試合未消化
8位 広島(31/+3)
9位 鳥栖(29/+3)
10位 福岡(29/-5)
11位 札幌(27/+1)
12位 FC東京(26/-5)
13位 G大阪(26/-8)
14位 新潟(24/-7)
15位 京都(23/-7)
16位 横浜FC(15/-26)
17位 柏(14/-15)
18位 湘南(13/-18)
■第22節の対戦カード
▼8月5日(土)
19:00 湘南 vs 広島
19:00 名古屋 vs 新潟
▼8月6日(日)
18:00 鹿島 vs 札幌
18:30 横浜FC vs 神戸
19:00 浦和 vs 横浜FM
19:00 川崎F vs G大阪
19:00 京都 vs 柏
19:00 C大阪 vs FC東京
19:00 鳥栖 vs 福岡
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By サッカーキング編集部
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