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福岡、DF輪湖直樹の現役引退を発表…第3節の“古巣”柏戦で引退セレモニーを実施

2023.02.21

現役引退を発表した輪湖直樹 [写真]=宮地輝

 アビスパ福岡は21日、2022シーズンをもってDF輪湖直樹が現役を引退することを発表した。また、3月4日に行われる明治安田生命J1リーグ第3節柏レイソル戦にて引退セレモニーが開催されることも決まっている。

 輪湖は1989年11月26日生まれの現在33歳。柏のU-12、U-15、U-18とステップアップを果たし、2008年にヴァンフォーレ甲府へと入団した。甲府ではルーキーイヤーから定位置を確保し、J2リーグ28試合の出場で1得点を記録。その後は徳島ヴォルティス水戸ホーリーホックでもプレーした。2014年に柏へ完全移籍で加入し7年ぶりの“古巣復帰”を果たすと、柏では合計4シーズンにわたって活躍。公式戦通算116試合の出場で7ゴールを挙げた。2018年に福岡へと完全移籍加入し、5シーズンにわたってプレー。福岡では公式戦通算132試合に出場していた。


 現役引退に際し、輪湖は福岡のクラブ公式HPを通して感謝の言葉を綴った。

「プロサッカー選手を引退する決断をしました。サッカーを通じてたくさんの人と出会うことができ、そしてたくさんの人から影響を受けてここまでプレーすることが出来ました。本当にありがとうございました」

「宮和田FCでサッカーを始めて、仲間と楽しくボールを蹴っていたのを昨日のことのように思い出します。あそこが原点であり、私のサッカー人生の始まりです。その後、柏レイソルの育成組織に入り、ヴァンフォーレ甲府でプロの門を開き、徳島ヴォルティス水戸ホーリーホック柏レイソルアビスパ福岡の5チームでプレーする機会をいただき感謝しています。全てのチームでたくさんの思い出があります。ここでは書ききれないので改めて書かせていただきます」

「切磋琢磨したたくさんのチームメイト、指導してくれた指導者の方々、サポートしてくれた多くの方々、皆さんひとりひとりがいたおかげでプロサッカー選手になることができ、プロサッカー選手として15年間プレーすることができました。ありがとうございました。上手くいくこと、上手くいかないこと、壁を乗り越えたこと、仲間に助けられたことなどさまざまなことをサッカーで経験し、サッカーから学びました」

「いつかはサッカーを辞めるときが来ます。アビスパ福岡で引退できて幸せです。今とても清々しい気持ちです」

「最高で幸せなサッカー人生でした。これからも自分らしく挑戦していきます。多くの声援、サポートありがとうございました」

By サッカーキング編集部

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