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パリ五輪世代のDF馬場晴也、札幌へ完全移籍…東京Vには感謝「僕はヴェルディが大好きです」

2022.12.22

東京Vで9年間を過ごした馬場晴也が札幌へ [写真]=宮地輝

 北海道コンサドーレ札幌は22日、東京ヴェルディからDF馬場晴也を完全移籍で獲得したことを発表した。

 馬場は2001年10月24日生まれの現在21歳。東京Vのジュニアユース、ユースと歩みを進め、2020年にトップチーム昇格を果たした。加入初年度はなかなか出場機会を掴めなかったが、2021シーズンは明治安田生命J2リーグで13試合に出場。翌2022シーズンは明治安田生命J2リーグで31試合に出場し、最終ラインの主力として活躍していた。また、各年代別の日本代表にも選出されており、AFC U-23アジアカップウズベキスタン2022ではU-21日本代表の一員として闘った。なお、チームは同大会を3位で終えていた。


 完全移籍に際し、馬場は東京Vのクラブ公式HPを通してコメントを発表。「東京ヴェルディに関わる全ての皆さまへ」と記し、中学年代から所属してきた東京Vへの感謝の想いを綴っただけでなく、移籍を決めた心境を明かした。

「このたび、北海道コンサドーレ札幌に移籍することになりました。僕はヴェルディが大好きです。素晴らしい仲間と9年間サッカーできたこと、クラブユースでサポーターと抱き合って喜んだこと、ヴェルディでJリーグデビューできたこと、小さい頃から大好きなチャントを選手として聴けたこと、ヴェルディでの毎日が本当に幸せで宝物です」

「今回の移籍に関して、よく思わない人もいると思います。僕自身ヴェルディに対して、なにも恩返しできていない中で、この決断をしたことを大変申し訳なく思っています。それでも自分の夢を叶えるためにチャレンジしたいという気持ちを抑えることができませんでした。これまで僕自身を支えてくださったクラブスタッフ、チームメイト、ファン・サポーターの皆様に感謝します。本当にお世話になりました」

 一方、新天地となる札幌のクラブ公式HPでは「北海道コンサドーレ札幌に関わる全ての皆様、初めまして。東京ヴェルディから移籍してきました馬場晴也です。北海道コンサドーレ札幌の勝利のために全てを懸けて戦います。よろしくお願いします」と意気込んだ。


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