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「優勝の重みを感じながら」シャーレ掲げた宮市亮「自分の思いをみんなが背負ってくれて…」

2022.11.05

シャーレを掲げる宮市 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

 横浜F・マリノスに所属する日本代表FW宮市亮が、チームの明治安田生命J1リーグ制覇に喜びを示した。

 キャリアを通じて負傷に泣かされてきた宮市は、昨年夏に横浜FMへと完全移籍。今季のJ1リーグでは15試合で3得点を挙げて復活の兆しを見せ、今年7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権の日本代表メンバーに選出された。しかし、同大会の3戦目で右ひざ前十字じん帯を断裂する大けがを負い、手術を実施。全治8カ月の長期離脱を余儀なくされた。


 横浜FMの3シーズンぶりとなる優勝が決まった最終節ヴィッセル神戸戦でも、ピッチの外からチームを見守った宮市。3-1で勝利した試合後、「個人的に7月ケガしてから、ピッチの上で貢献できないというところはあったんですけど、そういった自分の思いをみんなが背負ってくれて、ピッチに出ている選手が表現してくれた。僕のためというのも多少はあると思うんですけど、みんなが、一人一人がチームのためにやってくれたことが本当に嬉しかったです」と、チームメイトへの感謝を口にした。

 宮市は続けて、横浜FMの強さの原動力にも言及。ベテラン選手を中心に、チームが一つにまとまっていることを明かした。

「象徴するところとしては、ベンチ外の選手が手を抜かずにやる姿が出ている選手にも影響を与えると思いますし、そういうものを背負って、出てる選手がピッチ上で表現してくれる。それがマリノスの一つの良さだと思います。個を置いておいて、まずはチームのために。それが結局個に戻ってくる、という考え方みたいなものがマリノスに浸透している。そういうのがシーズンを通して、優勝できた一つの要因だったのかなと思います」

「自分より年上の水沼(宏太)選手、實藤(友紀)選手、中林(洋次)選手、彼らは他の選手がゴール決めたり、アシストしたり、いいプレーをした時、自分のことのように喜んでいる。それが下の世代にも浸透していると思う。僕らのアドバンテージというか、本当にいい先輩が引っ張っていってくれるチームです」

 最後に「シャーレは僕の想像以上に重かったですね。それだけ、今シーズン戦ってきた重みだったり、優勝というところの重みを感じながら掲げたシャーレ。僕が2番目に上げさせてもらって申し訳ないくらいなんですけど、ありがたかったです」と、改めてタイトル獲得に喜びを示した。

By サッカーキング編集部

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