FOLLOW US

福岡、酒気帯び運転が発覚したDF柳貴博と契約解除「断じて許されない行為」

2022.08.29

福岡がDF柳貴博との契約解除を発表

 アビスパ福岡は29日、北海道コンサドーレ札幌からの期限付き移籍で同クラブに在籍しているDF柳貴博が、同27日に道路交通法違反(酒気帯び運転)で任意捜査される事案が発生したことを報告した。警察による事情聴取を受け、28日付けで柳の期限付き移籍契約を解除したと伝えている。

 クラブの発表によると、柳は26日深夜に自宅にて飲酒し、翌27日の午前8時頃にアルコールの成分が体内に残った状態で、自家用車でクラブハウスへ向かったという。道中の交差点にて信号待ちの際に居眠りをし、駆け付けた警察官の呼気検査にて基準値を超えるアルコールが検知されたとのこと。福岡はクラブ公式HPを通して、「アビスパ福岡を日頃より応援してくださっている皆様やパートナー企業の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます。今回の事態を厳粛に受けとめ、所属選手、スタッフの服務規律及びコンプライアンス厳守に関する意識を改めて徹底し、再発防止に取り組んで参ります」とコメントした。


 また、福岡の代表取締役社長である川森敬史氏もクラブ公式HPにてコメントを発表。「この度の不祥事により、弊クラブにご支援をいただいておりますスポンサー、ファン、サポーターの皆様をはじめ、関わる全ての皆様へご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。酒気帯び運転は、極めて危険な行為であり断じて許されない行為です。今回の事態を重く受け止め、選手・スタッフ、クラブ在籍者を対象に、管内の警察に協力を仰ぎ『交通安全講習会』を実施のうえ、コンプライアンス教育を再度徹底し、継続的な再発防止策に取り組んでまいります」と発した。

 また、札幌もクラブ公式HPにて声明を発表。2022年3月からの期限付き移籍だけでなく、2023年2月からの完全移籍についても合意していたことを明かした上で、福岡の意思決定である選手契約解除をクラブとして尊重する意向を示した。「飲酒・酒気帯び運転は決して許されるものではありません。Jリーグに関わる方々、ファン、サポーターの皆様にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。社会の規範であるべきプロサッカー選手、そしてJリーグクラブとして、再発防止も含めまして選手、スタッフ、社員への教育を再徹底し、改めて、コンプライアンス遵守に関する意識を高めてまいります」とコメントしている。


SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO