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浦和が6発で磐田を粉砕! モーベルグ&小泉佳穂が2ゴール、ユンカーも3カ月ぶり得点

2022.08.13

磐田と浦和が対戦した [写真]=清原茂樹

 明治安田生命J1リーグ第25節が13日に行われ、ジュビロ磐田浦和レッズが対戦した。

 台風8号の影響で開催が懸念されていたが、予定通り18時33分にキックオフ。試合は5分、アウェイの浦和がカウンターで先制する、自陣左サイドでボールを奪った小泉佳穂が一気にファイナルサードまで運び、逆サイドのダヴィド・モーベルグへと展開。ペナルティエリア内でボールを収めたモーベルグは左足を振り抜き、コントロールショットをゴール左下へと沈めた。


 13分、浦和がリードを広げる。後方でボールをつなごうとした相手DFのトラップミスを松尾佑介がカット。ペナルティエリア右に運んでから折り返し、ゴール前に詰めた小泉が押し込んだ。

 さらに40分、浦和が3点目を獲得する。ペナルティエリア右でボールを持ったモーベルグは、縦に仕掛けて利き足とは逆の右足で折り返す。柔らかく上がった浮き球はファーのポストに当たってそのままゴールに吸い込まれた。

 3点リードで折り返した浦和は手を緩めず、63分に4点目をゲット。スルーパスに抜け出した明本考浩は、相手のプレッシャーを受けずに余裕を持って折り返す。ピンポイントのクロスがゴール前に届くと、相手の背後でフリーとなっていた伊藤敦樹が左足ダイレクトで合わせ、ボレーシュートを突き刺した。

 浦和の勢いは止まらず、66分にもネットを揺らす。ペナルティエリア右から伊藤が浮き球で折り返し、ボックス中央の小泉が胸トラップでボールを収める。冷静に右足を振り、ゴール右下へと流し込んだ。

 そして79分、浦和のエースにも得点が生まれた。江坂任がハーフウェーライン付近から相手の背後に走り出したキャスパー・ユンカー目がけてスルーパスを出すと、相手に当たってコースが変化。いち早く反応したユンカーは相手DFを振り切り、相手GKとの一対一を制してゴール左下へ流し込んだ。ユンカーの得点はハットトリックを達成した5月18日の横浜F・マリノス戦以来となり、今季リーグ戦5点目となった。

 その後は磐田にも反撃のチャンスが訪れるが、浦和のGK西川周作が立ちはだかる。試合はこのまま終了し、浦和が6-0で大勝した。磐田はリーグ戦連敗、浦和はリーグ戦2試合ぶりの白星となった。

 磐田は次節、19日に敵地で名古屋グランパスと対戦する。一方、浦和は日本で集中開催されるAFCチャンピオンズリーグ東地区のノックアウトステージに臨み、19日のラウンド16でジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦する。

【スコア】
ジュビロ磐田 0-6 浦和レッズ

【得点者】
0-1 5分 ダヴィド・モーベルグ(浦和)
0-2 13分 小泉佳穂(浦和)
0-3 40分 ダヴィド・モーベルグ(浦和)
0-4 63分 伊藤敦樹(浦和)
0-5 66分 小泉佳穂(浦和)
0-6 79分 キャスパー・ユンカー(浦和) 

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