大分と仙台の“裏天王山”は大分に軍配 [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第32節が17日に行われ、大分トリニータとベガルタ仙台が対戦した。
前日に横浜FCが勝利して勝ち点を25に伸ばしたことで大分が19位(勝ち点24)、仙台が20位(勝ち点23)で迎えた一戦。残り7試合で残留圏の16位徳島ヴォルティス(勝ち点29)との差を詰めるために、それぞれ勝ち点3がほしい状況での“裏天王山”となった
前半から大分がボールを支配するもスコアレスで折り返し。試合が動いたのは後半に入って50分、大分は下田北斗が自陣から相手DFライン裏へロングボールを送ると、抜け出した伊佐耕平がペナルティエリア内左で強烈なシュート。これはポストとGKヤクブ・スウォビィクに当たってハイボールになるが、走り込んできた渡邉新太が押し込んで先制する。
さらに大分は、GKスウォビィクがキックするところに町田也真人がプレッシャーをかけると、キック後にスウォヴィクの腕が町田の首にかかり、ファールとなってPKを獲得。渡邉が丁寧に決めて貴重な追加点を獲得した。
試合は2-0で終了。今季初の連勝となった大分が勝ち点を27に伸ばして順位を18位に戻し、残留圏と勝ち点2差にしている。
【得点者】
1-0 50分 渡邉新太(大分)
2-0 60分 渡邉新太(PK/大分)