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横浜FMが劇的逆転勝利! 終盤の杉本健勇&前田大然弾で札幌下す

2021.10.16

横浜F・マリノスが逆転優勝に望みつなぐ連勝 [写真]=J.LEAGUE

 明治安田生命J1リーグ第32節が16日に行われ、横浜F・マリノス北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

 札幌は5分にアクシデントが発生する。フリーキックに合わせようとして飛び込んだルーカス・フェルナンデスが顔面から着地。プレー続行は不可能と判断され、青木亮太との交代でピッチを後にした。


 それでも前線からの効果的な守備で試合の主導権を握る札幌は、24分に先制する。左からのショートコーナーをペナルティエリアの角で受けた菅大輝は、自慢の左足を一閃。難しい角度からニアのゴール左隅を撃ち抜いてネットを揺らした。

 札幌は29分に追加点のチャンスを迎える。金子拓郎の左コーナーキックに高嶺朋樹が頭で合わせるが、強烈なヘディングシュートは相手GK高丘陽平に防がれる。さらにこぼれ球を福森晃斗が押し込もうとしたが、相手DF岩田智輝の必死のカバーに阻まれてネットを揺らせない。

 追いつきたい横浜FMは34分、マルコス・ジュニオールの右CKにレオ・セアラが頭で合わせたが、惜しくも枠の左。ホームの横浜FMは1点のビハインドで折り返す。

 追加点が欲しい札幌は、55分にコーナーキックの2次攻撃から決定機。田中 駿汰のスルーパスに抜け出した荒野 拓馬が柔らかい浮き球で折り返し、中央でフリーとなったチャナティップがダイレクトで合わせる。しかし、ゴールの目の前で放ったシュートは枠を捉えられなかった。

 さらにその直後にも札幌が横浜FMのゴールを脅かす。相手のビルドアップのミスからカウンターを展開し、ハーフウェーライン付近からペナルティエリア手前まで運んだ菅は、ペナルティエリア右でフリーとなった小柏 剛へのラストパスを選択。小柏はゴール左下を狙って右足を振り抜いたが、懸命に戻った相手DF松原 健のカバーに阻まれてネットを揺らせない。

 攻撃的選手を次々に投入して攻勢を強める横浜FMは、78分にビッグチャンス到来。カウンターから敵陣へと押し込み、水沼宏太がペナルティエリア右からピンポイントのクロスを供給。前田大然が頭で合わせたが、惜しくも枠の上に外れる。

 攻め手を緩めない横浜FMは。84分に待望の同点ゴールを獲得する。左サイドからエウベルがゴールに向かう柔らかいクロスを送ると、飛び込んで合わせたのは杉本健勇。強烈なヘディングシュートをゴール左に突き刺した。

 さらに88分、横浜FMが逆転に成功する。ルーズボールに反応してペナルティエリア左で相手と入れ替わった天野純は、相手DFと相手GKの間に絶妙のパスを供給。反応した前田大然はダイレクトで押し込み、今季リーグ戦の得点数を「18」に伸ばした。

 試合はこのまま終了し、横浜FMは2連勝で首位・川崎フロンターレとの勝ち点差を「9」に縮めた。札幌は2試合ぶりの黒星となった。次節、横浜FMは24日にアウェイでセレッソ大阪と、札幌は同日にホームでアビスパ福岡と対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 2-1 北海道コンサドーレ札幌

【得点者】
0-1 24分 菅大輝(札幌)
1-1 84分 杉本健勇(横浜FM)
2-1 88分 前田大然(横浜FM)


By サッカーキング編集部

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