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川崎F、後半ATの逆転ゴールで劇的勝利! 湘南を相手に“神奈川ダービー”を制す

2021.09.26

J1第30節で川崎Fと湘南が対戦した [写真]=J.LEAGUE

 26日、明治安田生命J1リーグ第30節で川崎フロンターレ湘南ベルマーレが対戦した。

 22日に行われた第32節鹿島アントラーズ戦で逆転勝利を収めた川崎Fは、リーグ戦で3連勝中。J1優勝を近づけるためにも、ホームで負けられない“神奈川ダービー”を迎えた。一方の湘南は、直近のリーグ戦3試合で2分1敗と勝利から遠ざかっている。こちらはJ1残留へ4試合ぶりの勝利を目指す一戦となった。


 先制したのは湘南だった。15分、高い位置でボールを奪うと、ペナルティエリア左を突破したFW大橋祐紀がクロス。これをMF田中聡がワンタッチでゴールへと流し込んだ。アウェイの湘南がリードを奪う。

 追いかける展開となった川崎Fは31分、FW小林悠のパスを受けたFW宮城天が、ペナルティエリア左から右足でシュートを狙う。しかし、ボールは大きく枠の上へと外れ、得点には至らない。前半は結局0-1のスコアで終了する。

 迎えた後半、川崎Fは開始と同時に3選手を投入すると、効果的にボールが回り始める。50分には左右に揺さぶって、最後はDF山根視来が左足でシュート。しかし、ボールは枠の上へと外れる。

 それでも、川崎Fが同点に追いつく。66分、敵陣深く右サイドへボールを展開すると、山根がクロスを供給。これを走り込んだFW旗手怜央が力強いヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。スコアは1-1の振り出しに戻る。

 その後は互いに一進一退の攻防。両チームともになかなかチャンスを迎えることができない。終盤にかけては川崎Fが敵陣内でボールを保持する時間がながくなるが、湘南も組織的な粘り強い守備で逆転ゴールは許さない。後半アディショナルタイムには湘南のミスからFWマルシーニョがヘディングシュートを放つが、上手くヒットせずボールは枠の外。

 しかし、このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、敵陣右サイドからFW家長昭博が左足でクロスを送ると、相手DFの間にポジションを取ったFW知念慶がヘディングでゴールネットを揺らした。

 結局試合は2-1の引き分けで幕を閉じた。2試合連続で劇的な勝利を掴んだ川崎Fは、これでリーグ戦4連勝。一方、最後まで善戦した湘南だが、勝ち点1獲得はならなかった。

【スコア】
川崎フロンターレ 2-1 湘南ベルマーレ

【得点者】
0-1 15分 田中聡(湘南)
1-1 66分 旗手怜央(川崎F)
2-1 90+4分 知念慶(川崎F)

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