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大迫勇也のお膳立てから武藤嘉紀が初得点! 神戸、清水下して2連勝

2021.09.24

清水エスパルスとヴィッセル神戸が対戦した [写真]=小林渓太

 明治安田生命J1リーグ第30節が24日に行われ、清水エスパルスヴィッセル神戸が対戦した。

 試合は9分に神戸が先制する。初瀬亮のパスから左サイドの深い位置をとった大迫勇也が折り返すと、武藤嘉紀が頭で合わせる。シュートは相手DFに当たってコースが変わり、左のポストにも当たってゴールに吸い込まれた。武藤は神戸加入後初ゴールとなり、Jリーグでの得点はFC東京時代の2015年6月7日に行われた松本山雅FC戦以来となる。


 清水は34分、右サイドから西澤健太が左足でインスイングのクロスを供給。中央のチアゴ・サンタナが頭で合わせると、シュートはゴール左下へと飛んだが、相手GK飯倉大樹の好セーブに阻まれた。43分には右サイドから原輝綺がグラウンダーで折り返すと、ゴール前でサンタナが合わせたが、シュートは枠の上に外れてしまう。

 ビハインドで折り返した清水は51分、フリーキックの2次攻撃から決定機。左サイドで受けた西澤はドリブルで中央へと切り込み、ペナルティエリア左で右足を振り抜く。しかし、シュートは惜しくも左のポストに阻まれた。

 神戸は65分、右サイドから酒井高徳が折り返すと、飛び込んだ大迫がゴール前で合わせる。右足で強烈なダイレクトボレーを放ったが、わずかに枠の右に外れる。

 87分、神戸が大きな追加点を獲得する。大迫がポストプレーから左サイドの佐々木大樹に展開。佐々木はペナルティエリア左まで運んでマイナス方向に折り返すと、飛び込んだ大﨑玲央がダイレクトで合わせる。シュートは相手DFに当たってわずかにコースが変わると、相手GK権田修一が反応できずにボールはゴールに吸い込まれた。

 試合はこのまま終了し、清水は2試合ぶりの黒星、神戸は2連勝となった。次戦、清水は10月2日にアウェイでアビスパ福岡と、神戸は29日にアウェイで川崎フロンターレと対戦する。

【スコア】
清水エスパルス 0-2 ヴィッセル神戸

【得点者】
0-1 9分 武藤嘉紀(神戸)
0-2 87分 大﨑玲央(神戸)

By サッカーキング編集部

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