名古屋グランパスと横浜F・マリノスが対戦した [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第29節が18日に行われ、名古屋グランパスと横浜F・マリノスが対戦した。
先制点が生まれたのは12分、名古屋が先手を奪う。マテウスの右コーナーキックにボレーで合わせた稲垣祥はミートできないが、高く打ち上がったボールを長澤和輝が折り返す。これが相手GK高丘陽平に防がれると、こぼれ球に反応したキム・ミンテのシュートは、相手DFに当たって左のポストに弾かれる。再びゴール前にこぼれたボールを、中谷進之介が仕留めた。
横浜FMの猛攻を耐え切ってリードで折り返した名古屋は、後半立ち上がりに追加点を挙げる。敵陣深い位置で前田直輝が相手DF岩田智輝からボールを奪い、シュヴィルツォクにつなげる。シュヴィルツォクは相手GK高岡陽平をかわし、ゴールに流し込んだ。
2点を追う展開となった横浜FMは、55分に前田大然との交代で宮市亮を投入。2011年1月に中京大中京からアーセナルへと移籍し、海外の複数クラブを渡り歩いて今夏日本に復帰した28歳は、地元名古屋で待望のJリーグデビューを果たした。
横浜FMは72分に1点を返す。右コーナーキックから天野純がニアにボールを送ると、杉本健勇が頭で合わせて押し込んだ。
横浜FMは74分、レオ・セアラの折り返しに宮市が頭で合わせたが、相手GKランゲラックに防がれる。その後も押し込む横浜FMは84分、レオ・セアラが巧みな切り返しで相手をかわし、ゴール前で右足を振り抜く。しかし、相手GKランゲラックのファインセーブに阻まれた。
横浜FMの反撃は及ばず、試合はこのまま終了。猛攻をしのいだ名古屋はリーグ戦2連勝で6戦無敗、横浜FMはリーグ戦2試合ぶりの黒星で今季4敗目となった。次戦、名古屋グランパスは22日にアウェイでFC東京と、横浜FMは25日にアウェイで横浜FCと対戦する。
【得点者】
1-0 12分 中谷進之介(名古屋)
2-0 46分 シュヴィルツォク(名古屋)
2-1 72分 杉本健勇(横浜FM)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト