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神戸、イニエスタのPK弾で福岡を撃破! 代表帰りの古橋がリーグ10点目

2021.06.19

J1第18節で福岡と神戸が対戦した [写真]=J.LEAGUE

 19日、明治安田生命J1リーグ第18節アビスパ福岡ヴィッセル神戸が行われた。

 代表戦の中断から再開を迎えたJ1リーグ。現在5位につける福岡は、中断前に行われたリーグ戦の直近2試合で勝利を掴めていないものの、9日の天皇杯2回戦では6得点で勝利。スタンドでは日本代表DF冨安健洋が見守る中、リーグ戦3試合ぶりの白星を目指す一戦となった。一方の神戸は、リーグ戦中断期間でルヴァン杯を敗退。それでも16日の天皇杯では勝利を収めており、公式戦の連勝を目指す一戦を迎えた。


 試合は開始早々から動きを見せる。2分、敵陣右サイドでMFセルジ・サンペールからのパスを受けた神戸のDF酒井高徳が、右足で低い弾道のクロスを供給。ボールはニアサイドにいたFWドウグラスの前を通過すると、ファーサイドで待っていたFW古橋亨梧のもとへ流れ、古橋は胸でゴールへと流し込んだ。古橋のリーグ10得点目で神戸が幸先よく先制に成功する。

 ビハインドを背負った福岡だが、徐々にボールを握りペースを掴むと19分に同点に追いつく。敵陣深く右サイドでMFジョルディ・クルークスが左足でボールを持つと、ゴール前へ絶妙なクロスを供給。ペナルティエリア内で待っていたFW山岸祐也は相手DFのマークを外すと、右足ダイレクトでゴール左へと流し込んだ。スコアは同点となる。

 その後は互いにチャンスを作るもゴールを奪うまでには至らず、試合はハーフタイムを迎えた。

 後半も互いに一進一退の攻防。福岡はMF杉本太郎やJ・クルークスがミドルシュートを放つも、神戸のゴールネットを揺らすことはできない。神戸はMFアンドレス・イニエスタを中心に攻撃を形成していく。

 すると78分、そのイニエスタのパスをペナルティエリア右で受けた酒井のクロスが相手DFの手に当たり、これがPKの判定。キッカーのイニエスタは右足でゴール右へと決め、同選手のリーグ戦初ゴールで神戸が勝ち越しに成功した。

 その後、試合終盤にかけて福岡が攻勢を強めるも、神戸も決死のディフェンスで応戦。結局そのままスコアは動かず、1-2でアウェイの神戸が勝利を収めた。神戸は公式戦2連勝でリーグ戦3試合で負けなし。一方の福岡は、これでリーグ戦3試合勝利から遠ざかっている。

【スコア】
アビスパ福岡 1-2 ヴィッセル神戸

【得点者】
0-1 2分 古橋亨梧(ヴィッセル神戸
1-1 19分 山岸祐也(アビスパ福岡
1-2 80分 アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸

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