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“出世番号”「23」を背負う鹿島DF林尚輝、「外国籍FWも圧倒できる選手を目指す」

2021.06.03

林尚輝(写真は2021シーズン) [写真]=J.LEAGUE

 プロ初ゴールが貴重な“先勝”を手繰り寄せた。鹿島アントラーズは2日、YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦で清水エスパルスと対戦し、1-0で勝利した。決勝点をマークしたのは、今シーズン、大阪体育大学から加入したルーキーの林尚輝だ。

 開始早々の8分、清水が課題としているセットプレーから先手を取った。永木亮太が蹴った左CKに林がファーサイドから飛び込み、打点の高いヘディングシュートを叩きつけた。


「練習の形から自分がファーに入って、折り返しや得点を狙っていた。(永木)亮太くんが本当に良いボールを蹴ってくれたので、自分は思い切って走り込む感じでヘディングするだけでした。今日の試合は本当に勝ちたいと思っていて、自分としても結果が必要になる試合だったので、そこで1つ結果を出すことができて率直にうれしい」

 ホーム&アウェイ方式で行われるプレーオフは、先勝はもちろん、アウェイゴールにも大きな価値がある。相馬直樹監督は「本人も非常にうれしいと思いますし、アウェイゴールはチームにとっても貴重なもの」と評価した。

 林の背番号「23」は、かつて昌子源(現ガンバ大阪)や植田直通(現ニーム)らがプロ1年目でつけた鹿島の“出世番号”とされている。クラブからの期待を背負う林は、ここまでカップ戦で6試合と出場を重ねているが、リーグ戦ではまだ出番がなく、「まだまだ満足できる結果、プレーではない」と向上心は尽きない。

 クラブとしてタイトルを目指す今大会のプレーオフは、1-0で90分の“折り返し”を迎えることに成功したが、清水が外国籍FWチアゴ サンタナを投入した後半は攻め込まれる時間帯もあった。

「自分の中で最低限のプレーはできたかなと思っているけど、フィジカルでも(外国籍選手を)上回らなければいけないし、外国籍FWも圧倒できるのが鹿島のセンターバック。そういう選手を目指したい」

 頼もしく成長を続ける林がもたらしたアドバンテージをホームに持ち帰り、中3日で行われる第2戦に臨む。

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