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浦和FWユンカー、リーグ3戦連発! イニエスタ今季初先発の神戸を下し公式戦4連勝

2021.05.22

J1第15節で浦和と神戸が対戦した [写真]=J.LEAGUE

 22日に明治安田生命J1リーグ第15節が行われ、浦和レッズヴィッセル神戸が対戦した。

 現在8位で公式戦3連勝中の浦和は、ここまで公式戦4試合に出場し4得点を記録しているFWキャスパー・ユンカーが先発メンバー入り。直近のルヴァン杯では20分ほどの出場と温存されていただけに、今節もそのプレーに注目が集まる。一方の神戸は、リーグ戦ここ2試合で1分1敗という結果も、直近のルヴァン杯では徳島ヴォルティスを相手に0-3で快勝。今節はMFアンドレス・イニエスタが今シーズンで初めて先発メンバーに名を連ね、キックオフからチームを牽引する活躍が期待された。


 最初のチャンスは神戸だった。7分、敵陣中央でFKを獲得すると、イニエスタがゴール前へ浮き球のパスを供給。これをDFトーマス・フェルマーレンがヘディングで折り返し、FW古橋亨梧が右足で合わせる。しかしボールは上へ浮き、枠を捉えられない。古橋は15分にも味方の右クロスから右足でシュートを放つが、ボールは枠の外へと外れる。

 ホームの浦和は33分、DF槙野智章の縦パスを受け前を向いたDF明本考浩が敵陣ペナルティエリア左手前から左足でミドルシュートを放つ。しかしボールは枠の上へと外れ、試合はスコアレスでハーフタイムを迎える。

 すると、後半開始早々に浦和が先制に成功する。47分、見方からパスを引き出したMF汰木康也が敵陣ペナルティエリア左から左足でクロスを供給。これを中央で待っていたMF田中達也が叩きつけるヘディングシュートでゴール左へと決めた。田中のリーグ戦2試合連続のゴールで浦和がリードを奪う。

 ビハインドを背負った神戸の三浦淳宏監督は、56分にDF初瀬亮、FWドウグラス、FWアユブ・マシカの3選手を一気に投入。チームとして得点への意識を強める采配を見せる。

 すると64分、初瀬とのパス交換で敵陣ペナルティエリア左へと進入したイニエスタが、右足でファーサイドのコースを狙ったシュート。しかしこれは浦和のGK鈴木彩艶が左手で好セーブを見せ、こぼれ球に反応したドウグラスのシュートも槙野がブロックで得点を許さない。

 浦和は81分、敵陣でボールを回しペナルティエリアへボールを進めると、途中出場のMF関根貴大が右足で強烈なシュート。しかしこれは神戸のGK飯倉大樹が左手で好セーブを見せ、浦和は追加点を挙げることができない。

 それでも85分、浦和が貴重な追加点を記録する。DF山中亮輔の左CKはファーサイドへと流れるも、相手のクリアを拾ったDF西大伍が再びゴール前へ浮き球のクロスを供給。ボールはゴール前へ流れると、ユンカーが左足のボレーシュートをゴール右へと突き刺した。ユンカーのリーグ戦3試合連続となるゴールで、浦和のリードは2点となる。

 そして試合はこのまま2-0で終了。浦和はこれで公式戦4連勝を飾った。一方の神戸はリーグ戦で3試合未勝利となっている。

【スコア】
浦和レッズ 2-0 ヴィッセル神戸

【得点者】
1-0 47分 田中達也(浦和レッズ
2-0 85分 キャスパー・ユンカー(浦和レッズ

By サッカーキング編集部

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