先制ゴールを決めた柿谷曜一朗 [写真]=J.LEAGUE
2021明治安田生命J1リーグ第14節が15日に行われ、清水エスパルスと名古屋グランパスが対戦した。
8試合ぶりの白星を狙う16位清水と、首位の川崎フロンターレを勝ち点10差で追いかける2位名古屋の対戦。名古屋は新型コロナウイルス陽性判定を受けていたマッシモ・フィッカデンティ監督が5試合ぶりにベンチに戻り指揮を執る。
先にチャンスを作ったのはアウェイの名古屋だった。17分、ペナルティエリア手前右でボールを持ったガブリエル・シャビエルが左足でコントロールシュート。絶妙なコースに飛んだが、惜しくもクロスバーを叩いた。
試合が動いたのは24分。左サイドでFKを得た名古屋は、マテウスが鋭いボールをエリア内へ供給する。ゴール前でこぼれ球に反応した柿谷曜一朗が右足ボレーで叩き込み、名古屋が先制に成功した。清水は前半アディショナルタイム、中山克広がエリア内左に抜け出し左足でニアサイドを狙ったが、シュートは枠の左。同点ゴールとはならなかった。
後半に入り50分、名古屋は右サイドのマテウスが左足でシュート性のクロスを蹴り込む。中央の柿谷は合わせることができなかったが、ボールはそのまま左サイドネットを揺らし、リードが2点に広がった。
その後は名古屋がボールを保持しながら時計の針を進めると、終盤の89分にはカウンターからマテウスが左足の正確なシュートを流し込み、ダメ押しゴールをマーク。このまま3-0でタイムアップを迎えた。
次節、清水は北海道コンサドーレ札幌と、名古屋は徳島ヴォルティスと、それぞれアウェイで対戦する。
【得点者】
0-1 24分 柿谷曜一朗(名古屋)
0-2 50分 マテウス(名古屋)
0-3 89分 マテウス(名古屋)
By サッカーキング編集部
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