J1第13節で湘南と大分が対戦した [写真]=J.LEAGUE
9日、明治安田生命J1リーグ第13節で湘南ベルマーレと大分トリニータが対戦した。
直近の公式戦11試合で負けのない湘南だが、現在は6試合連続で引き分けと勝利からは遠ざかっている状況。一方の大分は前節リーグ戦9試合ぶりの勝利を挙げ、今節は連勝を目指す一戦となった。
先制点は湘南だった。17分、敵陣左サイドを抜け出したFW町野修斗が左足で浮き球のクロスを供給。風で泳いだボールをMF名古新太郎が右足でトラップすると、体勢を崩しながらも左足でシュートを決めた。湘南が1点のリードを奪う。名古は40分にもペナルティエリア右から鋭いシュートを放つも、これは大分のGKポープ・ウィリアムのセーブで得点ならず。
大分としても前半終了にかけて中盤のかたちを変更し対応を見せるも、シュートは打てず。試合は1ー0のスコアでハーフタイムを迎える。
迎えた後半、大分がチャンスを迎える。59分、MF松本怜が右サイドからクロスを供給すると、ボールはFW長沢駿の頭を越えファーサイドへ。これをFW渡邉新太が体を投げ出して合わせるも、湘南のGK谷晃生が好セーブを見せゴールには至らない。
湘南は67分、谷のフィードで敵陣深く右サイドへ抜け出したFW大橋祐紀は、飛び出してきた大分のポープ・ウィリアムと入れ替わり無人のゴールへシュートを放つ。しかしこれは枠を捉えられず、追加点を奪うことはできない。79分には敵陣深く右サイドへ抜け出したDF舘幸希がペナルティエリア右へ侵入すると、右足で切り返して左足のシュート。しかしこれは大分のDFのブロックに遭いゴールならず。
このまま1ー0で終了するかと思われた後半アディショナルタイム、敵陣中央左サイドからFW池田昌生が右足でクロスを供給すると、ペナルティエリア内で待っていたFWウェリントンがヘディングシュート。これがゴール左のサイドネットを揺らし、湘南が2点のリードを奪った。
結局試合はここで終了。勝利した湘南は、公式戦7試合ぶりの勝利を手にした。一方の大分は公式戦4試合ぶりの黒星を喫し、リーグ戦での連勝を逃している。
By サッカーキング編集部
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