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川崎F鬼木監督、名古屋に連勝も自身の采配に言及「反省しなくてはならない」

2021.05.04

J1第12節で川崎Fは名古屋と対戦し勝利した [写真]=兼子愼一郎

 4日、明治安田生命J1リーグ第12節川崎フロンターレ名古屋グランパスが行われ、3ー2でホームの川崎Fが勝利を収めた。試合直後、同クラブのDFジェジエウと鬼木達監督がインタビューに応じている。

 まず31分にCKから先制点を記録したジェジエウは「セットプレーでゴールを取れたことをとても嬉しく思います。良いボールが来て、高い位置からゴールできたことを嬉しく思います」と率直な感想を口に。また、そのセットプレーで敷かれた名古屋のディフェンスについて印象を問われると「ゾーンマークということで難しい部分もありましたが、(田中)碧からの速く素晴らしいボールが飛んできたため、そこに上手く反応できました。日々の練習の成果が今日のゲームに出たと思います」と語った。


 先月29日から中4日に行われた第22節に続き、2位の名古屋を相手に連勝を飾ったことについては「自分たちは一試合一試合をしっかり戦うということを決めていました。ここで勝ち点6を取れたことは大きな意味を持つと思いますが、あくまでもう終わったこと。次のゲームに向けて良い準備をしていきたいです」と次節の勝利を見据えている。

 そして鬼木監督は、3点をリードしながらも終盤に2失点を喫した今回の90分について「常に苦しい時間が多かったと思いますが、それでも3点取っていたので、そこからの(ゲームの)締め方というのは自分でも反省しなければならないと思っています」と印象を口に。勝ち切れた要因を問われる中でも「最後は集中できたが、気持ちの部分に緩みがあったのかもしれません。(レアンドロ・)ダミアンとアキ(家長昭博)を下げたところで、こちら(ベンチ)としてはそういう意図はなかったんですけど、前回0ー4で勝って今回も3ー0で勝っていたため、もしかしたら(選手へ)そういうメッセージになっていたのかもしれませんし、その辺りは自分が反省しなくてはならないと思っています」と語った。

 それでも、名古屋との連戦を連勝で終えたことについては「強い相手に対して勝ち切ることは、特に前節0ー4からの今日のゲームというのは難しかったので、選手が頑張ってくれたと思っています」と語り、勝利を収めたチームを称えている。

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