ベガルタ仙台が土壇場で追いつき、横浜FCと痛み分けに終わった [写真]=J.League
明治安田生命J1リーグ第10節が17日に行われ、横浜FCとベガルタ仙台が対戦した。
ホームの横浜FCは9試合を終えて8敗1分けとわずかに勝ち点1で最下位。対するベガルタ仙台も8試合で6敗2分けと19位に沈んでおり、初勝利が欲しい2チームの直接対決となった。
横浜FCは15分、小川慶治朗がハーフライン付近でボールを奪うとそのままドリブルで駆け上がる。自ら放ったシュートはGKにキャッチされたが初勝利に向けいいスタートを切った。すると17分、コーナーキックのチャンスからニアの伊野波雅彦が軌道を変えると袴田裕太郎が押し込んで待望の先制点。3試合ぶりのゴールとなった。
一方の仙台は22分、松下佳貴がミドルシュートを放つもGK正面。その後も両チーム互角な戦いを繰り広げるがゴールを割ることはなく前半を終えた。
仙台は後半開始早々の46分、西村拓真がDFと入れ替わり右サイドからクロスを供給してチャンスを迎える。しかし走りこんでいた赤崎秀平には惜しくも合わずゴールとはならない。その後も石原崇兆が左足でゴールを狙うもGKにキャッチされてしまう。
横浜FCは68分、13のアーリークロスに合わせて齋藤功佑のダイビングヘッドが突き刺さり貴重な追加点を挙げた。
対する仙台は82分、コーナーキックから西村が高い打点からヘディングシュートを叩きつけて1点を返し、反撃の狼煙を挙げた。すると90+1分、吉野恭平が土壇場でゴールをこじ開ける。一時はオフサイドフラッグが上がったものの、VARの介入の結果ゴールが認められ試合終了。泥沼の一戦は2-2のドローに終わり、両者痛み分けとなった。
【得点者】
1-0 17分 袴田裕太郎(横浜FC)
2-0 68分 齋藤功佑(横浜FC)
2-1 82分 西村拓真(ベガルタ仙台)
2-2 90+1分 吉野恭平(ベガルタ仙台)
By サッカーキング編集部
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