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川崎Uー18が高校選抜に勝利! 昨季に続きJユースが連勝/NEXT GENERATION MATCH

2021.02.20

先制点を決め、喜ぶ川崎U-18の選手たち [写真]=兼子愼一郎

 20日、2021シーズンの開幕を告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2021を前に、「NEXT GENERATION MATCH 川崎フロンターレU-18 vs 日本高校サッカー選抜」が開催された。

 昨季のJリーグ優勝チームである川崎の下部組織である川崎Uー18と、12月末から1月にかけて開催された第99回全国高校サッカー選手援大会に出場した選抜選手によって構成された日本高校サッカー選抜。川崎は五十嵐太陽などが先発し、高校選抜は熊倉匠(山梨学院)や安斎颯馬(青森山田)がスタメンで埼玉スタジアム2002に帰ってきた。


 序盤は両チーム、なかなかゴール前に攻め込めなかったが、16分、川崎U-18は左サイドからのクロスを田中幹大が右足ダイレクトで合わせたが、GK熊倉の正面を突く。高校選抜も18分、19分と立て続けに安斎、崎山友太とシュートを放つが、GK青山海に防がれた。

 試合が動いたのは24分。川崎U-18の田中が正面やや右からワンツーでエリア内に侵入し、右足を振り抜くと熊倉の股下を抜いてネットを揺らした。

田中幹大

先制点を決めた田中幹大 [写真]=兼子愼一郎

 失点後は新井爽太、内田陽介で構成する右サイドを中心にチャンスをうかがう高校選抜。36分、内田からのエリア内ファーサイドへのクロスに吉田陣平が頭で合わせたが、わずかに枠の左。39分には内田からのクロスを安斎がヘッドも青山の正面を突き、前半終了間際に新井からのクロスを走りこんだ吉田が左足ダイレクトで合わせたが、枠を大きく外れた。前半は川崎U-18の1点リードで折り返す。

 ハーフタイムに4選手を入れ替えた高校選抜は後半早々の41分、相手守備陣にプレッシングをかけると安斎がボールを奪い、そのまま決めて、試合を振り出しに戻す。しかし川崎U-18はすぐに突き放す。45分に大関友翔が右サイドでボールを奪いきると、エリア内深い位置からグラウンダーのボールを蹴り、熊倉の足に当たってゴールへと転がり込んだ。

 川崎Uー18は75分に決定機。中央やや左から五十嵐のパスがエリア右の田中へ通ると、熊倉と1対1の状態でシュートを放つが、枠をわずかに越えた。試合は川崎U-18がリードのまま終了。昨季の横浜F・マリノスユースに続き、Jリーグ優勝チームの下部組織が高校選抜に勝利している。

【スコア】
川崎フロンターレU-18 2-1 日本高校サッカー選抜

【得点者】
1-0 24分 田中幹大(川崎フロンターレU-18)
1-1 41分 安斎颯馬(日本高校サッカー選抜)
2-1 45分 大関友翔(川崎フロンターレU-18)
※40分ハーフ

【出場選手】
■川崎フロンターレU-18
青山海;高畠捷、高井幸大、浅岡飛夢、松長根悠仁;田中慶汰、田鎖勇作、入江流星→67分 五木田季晋、大関友翔→67分 秋葉拡人;田中幹大、五十嵐太陽

■日本高校サッカー選抜
熊倉匠(山梨学院);内田陽介(青森山田)、井上太聖(堀越)、一瀬大寿(山梨学院)、小澤亮太(昌平)→HT 木内拓海(市立船橋);宇野禅斗(青森山田)、川上航立(帝京長岡)→77分 永吉飛翔(神村学園);新井爽太(山梨学院)→HT 野田武瑠(山梨学院)、吉田陣平(佐賀東)→HT 青木俊輔(東福岡)、安斎颯馬(青森山田);崎山友太(米子北)→HT 福田師王(神村学園)

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