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遠藤保仁、FIFAのインタビューで過去・現在・未来を語る「海外でやりたい気持ちはまだある」

遠藤保仁がFIFAのインタビューでキャリアを振り返った [写真]=鈴木颯太朗

 ジュビロ磐田に所属するMF遠藤保仁が、国際サッカー連盟(FIFA)のインタビューに登場した。1日、同連盟の公式サイトが伝えている。

 現在40歳の遠藤は、鹿児島実業高等学校を卒業した1998年に横浜フリューゲルスへ加入。その後、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)を経て、2001年にガンバ大阪へと移籍した。G大阪では2005年にクラブ初となるJ1リーグ制覇に貢献すると、2008年にはAFCチャンピオンズリーグ優勝も達成。今季は楢崎正剛氏の保持していたJ1最多出場記録を塗り替えた(※現在641試合)が、出場時間の減少を受けて、10月から磐田へと期限付き移籍で加入している。

 磐田ではここまで明治安田生命J2リーグの13試合に出場しており、2ゴールを記録するなど変わらぬ存在感を示している。インタビューではまず、磐田での挑戦とこれまでのキャリアで経験したことを比較して、との質問が。遠藤は、「ここでは単純にサッカーを楽しんでいます。僕がこれまでプレーしてきたクラブとは環境がとても異なる。例えばアメリカと比べたら日本は小さな国だけど、その中でも大阪と静岡では(環境や文化が)全然違う。異なる文化の中でのサッカーを楽しんでいます」と答えた。

 また、「日本ではなぜ偉大な経歴を持つ40代・50代が第一線で活躍できるのか、その秘訣を教えて」との質問も。遠藤は「わからない(笑)」と答えつつ、「日本人は諦める方法を知らないんですよ。僕らにはそういうメンタリティがある」と自らの考えを明かした。

 同選手は2010 FIFAワールドカップ 南アフリカで印象的なパフォーマンスを披露できた理由について聞かれると、「難しい質問だけど、答えは明確。W杯への出場権を手にした後、いくつかの練習試合をこなしたけど、結果は非常に悪く、日本人も他の国の人たちも、僕らが南アフリカW杯で良いプレーをすると期待しなくなった。日本のメディアやファンは『南アフリカでは彼らに何も期待しない』と言っていたけど、そのおかげで外部からの重圧がかからないまま大会に臨み、僕らは『本物の日本のサッカーを見せてやろう』と決意した」と振り返った。

 過去に海外移籍も噂された遠藤は、日本に残り続けた理由について、「海外からのオファーもあったけど、僕はいつもその国のスタイルを重視していました。スタイルに合わなければ僕が幸せになることはできないと思い、日本にとどまることを決めた」と説明。一方で、「日本に残ったことを後悔はしていないけど、海外でやりたいという気持ちはまだ残っている」と、新たな挑戦の可能性を閉ざしていない。

 引退後のことは「まだ何も決めていません。しばらく休んで、旅行にでも行きたいですね。世界遺産をできるだけたくさん見てみたい」と答えた遠藤。最後に、サッカーに対する思いを次のように語っている。

「サッカーは僕に全てを教えてくれた。たくさんの貴重な友人にも出会いました。僕がサッカーで育ち、サッカー選手として色んな国を見るようになり、様々な文化から多くのことを学んだ。僕のプレーで人々に感動や幸せを与えることができる。だから、僕はこのスポーツをするんです」

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