決勝点を記録し登里と抱き合う中村憲 [写真]=金田慎平
明治安田生命J1リーグ第25節が行われ、川崎フロンターレとFC東京が対戦した。
現在首位を走る川崎Fと4位につけるFC東京の上位対決。両チームは今シーズンすでに2試合を戦っており、7月8日に行われたJ1第4節では川崎Fが0ー4で勝利、10月7日に行われたルヴァン杯準決勝では0ー2でFC東京が勝利している。今シーズン3度目となった“多摩川クラシコ”はどちらが制するか、注目が集まる一戦となった。
先に迎えたのはアウェイのFC東京。1分、FWレアンドロからのパスを敵陣ペナルティエリア手前で受けたMF三田啓貴が、左足でミドルシュート。ボールは枠内を襲うも、川崎FのGKチョン・ソンリョンがゴールを守る。三田はその7分後にも敵陣ペナルティエリア右から左足でシュートを放つが、これもチョン・ソンリョンが足でセーブを見せ、得点には至らない。
ホームでボールを保持する川崎Fの反撃は13分、この日40歳の誕生日を迎えたMF中村憲剛が相手のパスミスに反応。右足ダイレクトで敵陣ペナルティエリア手前からミドルシュートを放つ。しかしボールはクロスバーを直撃し、こちらも得点には至らない。
それでも23分に川崎Fが先制に成功する。味方からパスを引き出し最終ラインの裏へ抜け出しを狙った川崎FのFWレアンドロ・ダミアンが、ペナルティエリア内でDF渡辺剛に倒されPKを獲得。これをMF家長昭博が落ち着いてゴール右へ流し込み、川崎Fが1点をリードした。
その後も川崎Fがボールを保持する展開に。39分には敵陣深くの左サイドから細かくボールを繋ぐと、ペナルティエリア内でL・ダミアンの落としを受けたMF三笘薫がダイレクトでシュート。その3分後にはペナルティエリア中央でこぼれ球に反応したL・ダミアンが左足でシュートを放つ。しかしいずれも得点には至らず、前半は結局1ー0で折り返す。
迎えた後半、先に決定機を迎えたのは川崎Fだった。53分、敵陣ペナルティエリア右でボールを受けたDF山根視来が中央へラストパスを送ると、L・ダミアンがヒールで合わせる。しかし、これは渡辺が決死のブロックを見せゴールとはならない。
ボールを保持されるFC東京だが、57分に同点に追いつく。味方から縦パスを引き出し敵陣ペナルティエリア左でボールを受けたFWディエゴ・オリヴェイラが縦に仕掛けると、角度のないところから左足を振り抜く。強烈なシュートはチョン・ソンリョンの右を抜け、ゴールネットに突き刺さった。
同点に追いつき息を吹き返したFC東京はその3分後、敵陣深く右サイドへ抜け出したFC東京のDF中村拓海が、グラウンダーのクロスを供給。これに反応したD・オリヴェイラが右足を振り抜く。しかし、相手DFのブロックに遭い逆転弾には至らない。
追いつかれた川崎Fは71分、敵陣ペナルティエリア右で待つ山根へパスを展開したMF守田英正が、浮き玉のリターンからヘディングシュート。しかしこれはゴール上へ外れ、試合は飲水タイムに入る。その直後の74分、三笘のスルーパスで最終ラインを抜け出し相手GKと一対一となった家長がシュート。しかしこれはFC東京のGK波多野豪が防ぎ、ゴールを守る。
それでもその直後、川崎Fが勝ち越し点を記録する。敵陣ペナルティエリア左へ進入した三笘が相手DFを振り切ると、ゴール前へマイナスのパス。これにニアサイドで反応した中村憲が、左足ダイレクトでゴールネットを揺らした。中村憲のバースデー弾で、川崎Fが再びリードを奪う。
同点に追いつきたいFC東京は87分、途中出場のFWアダイウトンが敵陣ペナルティエリア左から右足でシュート。しかしこれはチョン・ソンリョンがセーブを見せ、得点には至らず。
結局試合はこのまま2ー1で終了。“多摩川クラシコ”を制した川崎Fは、これでリーグ戦12連勝を飾った。次戦、川崎FはホームでのJ1第26節で北海道コンサドーレ札幌と対戦予定。FC東京はルヴァン杯決勝戦の柏レイソル戦を迎える。
【得点者】
24分 1ー0 家長昭博(川崎フロンターレ)
57分 1ー1 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
74分 2ー1 中村憲剛(川崎フロンターレ)
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By サッカーキング編集部
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