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横浜FMの朴一圭が鳥栖へ期限付き移籍…高丘陽平との“GKトレード”に

2020.10.25

昨季のリーグ制覇に貢献した朴が鳥栖へ期限付き移籍 [写真]=金田慎平

 サガン鳥栖は25日、横浜F・マリノスからGK朴一圭を期限付き移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2020年10月25日から2021年1月31日までとなっている。横浜FMは23日に鳥栖からGK高丘陽平を完全移籍で獲得しており、移籍の形態こそ異なるものの、両クラブ間での“GKトレード”が成立した。

 現在30歳の朴は朝鮮大学校を卒業後、藤枝MYFCやFC KOREAで活躍。2016年に加入したFC琉球でもレギュラーポジションを勝ち取り、明治安田生命J3リーグ通算で147試合に出場した。2018シーズンには琉球の明治安田生命J3リーグ優勝とJ2リーグ昇格にキャプテンとして大きく貢献した。


 2019シーズンからは横浜FMへ移籍し、活躍の舞台をJ1リーグに移した。第5節の鳥栖戦でリーグ戦初のスタメン出場を果たすと、そこから定位置を確保。負傷で離脱する期間こそあったものの、最終的には同シーズンの明治安田生命J1リーグで25試合に出場し、守護神として横浜FMを15年ぶりのリーグ制覇へ導いた。今シーズンはここまで明治安田生命J1リーグで12試合に出場していた。

 横浜FMはカタールで集中開催されるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に11月25日から挑む。同大会の外国籍選手登録枠は「3選手+アジア枠1選手」となっている。同クラブからはFWエリキ、FWマルコス・ジュニオール、DFチアゴ・マルチンスに加えてタイ国籍のDFティーラトンが登録されており、既に2試合を消化した同大会で朴はメンバー外となっていた。

 期限付き移籍に際し、朴は横浜FMのクラブ公式HPで以下のようにコメントしている。

「この度、サガン鳥栖へ期限付き移籍することになりました。急なご報告になってしまったことを申し訳なく思っています。まず、J3でプレーをしていた自分にJ1でプレーする機会を与えてくれたF・マリノス、そしてボスにとても感謝しています。また、サッカーに集中出来るようにサポートし支えてくれたスタッフの方々、チームメイトのみんな、本当にありがとうございました。このクラブに来る前までは、伝統あるF・マリノスでサッカーができるとは夢にも思っていませんでした。そしてF・マリノスに来たからこそ素晴らしい経験を得ることができました」

「シーズン半ばで移籍をすることになりますが、これまで応援してくださったファン、サポーターの皆さんの支えがあったからこそ、僕のF・マリノスでの日々がありました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。僕をF・マリノスファミリーとして温かく迎え入れてくれてありがとうございました。J1でプレーする機会を与えてくれたF・マリノスのためにも、挑戦する姿勢、諦めない気持ちを強く持ち、僕はこれからも前を向いて挑んでいきます」

 また、新天地となる鳥栖のクラブ公式HPでは以下のように意気込みを語った。

サガン鳥栖のファン・サポーターの皆さん、この度、横浜F・マリノスから加入することになりました朴 一圭です。
一日でも早くチームの勝利に貢献できるように全力で頑張りますので応援よろしくお願いします」

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