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【鳥栖vs湘南プレビュー】ミッドウィークに激闘を繰り広げた鳥栖と湘南が対峙…中3日の再戦を制するのは!?

2020.10.24

[写真]=J.LEAGUE、兼子愼一郎

サガン鳥栖 タレント揃いの攻撃陣がサポーターの期待に応えられるか

【プラス材料】
 直近で勝ち点3を手にしたのは9月27日の第19節・FC東京戦だった。その後は4連敗を含む3分4敗と、7試合勝利がない。この間、3得点・10失点と全くプラス材料を見出せないでいる。

 強いて挙げるとすれば、若手の台頭とシュートまでのイメージが出来上がったことか。若手の台頭はさておき、シュートまでのイメージの共有が、チームでなされたことは今後に期待が持てる。あとは、決めるだけなのだから。


 ケガからFWチアゴ・アウベスが戻ってきた。FWレンゾ・ロペスも同様である。実力では他のクラブのストライカーに見劣りしない。FW石井快征もFW林大地も好調を維持している。強さならば、FW趙東建は誰にも負けない。あとはネットを揺らすだけ。連戦だが、攻撃陣の奮起に期待する。

【マイナス材料】
 なかなか結果が出ない中、センターバックにケガ人が多く、不慣れなポジションを務めなければならない選手たちには同情の余地がある。彼らのせいで結果が出ていないわけではない。しかし、プロの世界で戦う以上、常に結果が求められるのも事実。シュート本数は相手を上回る試合が多いだけに、不慣れとはいえ不用意な失点は避けなければならない。

 何としても先制点が欲しい。守備陣にも攻撃的な選手が多く、サイドバックも積極的に攻撃参加するだけに、先制点、そして追加点と流れをつかめれば、8試合ぶりの勝利も見えてくる。今節は中3日で再び湘南ベルマーレと対戦する。活動休止期間の影響で変則となるが、2試合続けて同じ相手に引き分けでは、ホームサポーターも満足しないだろう。ここは守備陣にも奮起を期待したい。

文:totoONE編集部

湘南ベルマーレ 守備のパフォーマンスに手応えあり。あとは得点を奪うだけ

【プラス材料】
 先週末の第23節は柏レイソルを3-2で下し、勝利を挙げるとともに連敗を「6」で止めた。結果のみならず、内容も見逃せない。後半開始早々に逆転されたが、その後はセカンドボールを制して攻勢を傾け、交代選手の活躍もあって終盤に逆転に成功した。得点を奪い奪われても動じることなく結果を追求し、攻守に走って手にした7試合ぶりの勝ち点3だった。

 その柏戦から中2日、水曜日に開催された第13節・サガン鳥栖戦はスコアレスドローに終わった。期待された今季初の連勝とはならなかったが、ピンチで体を張り、8試合ぶりにクリーンシートを達成した守備の感触は悪くない。

 鳥栖との通算対戦成績は26勝13分15敗。相手のホームでも11勝7分9敗と、いずれも白星が先行している。

【マイナス材料】
 負傷離脱が絶えない。これまで戦列を離れていたメンバーが徐々に復帰してきたのも束の間、先日の第13節・鳥栖戦でFW石原直樹が負傷交代した。前線でボールを収めて攻撃の拠り所となり、自らもゴールを仕留めるチームトップスコアラーの不在の影響は計り知れない。件の試合ではDF坂圭祐とMF松田天馬も途中交代しており、こちらも状態が心配される。今季なかなか先発の機会に恵まれなかった才能の台頭に期待したい。

 また、鳥栖戦は無得点に終わった。シュートも相手の半分となる3本しか記録していない。フィニッシュまでの道筋を今一度共有したいところだ。

 プラス材料で触れたとおり、鳥栖との通算対戦成績は勝ち越している。だが、J1に限れば4勝4分3敗と、結果は拮抗している。

文:隈元大吾

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