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福岡、FW森本貴幸との契約解除を発表「違う環境での挑戦をしてみたい」

2020.09.29

福岡との契約解除が発表された森本貴幸 [写真]=J.LEAGUE

 アビスパ福岡は29日、FW森本貴幸と選手・クラブ双方合意の上で契約解除することを発表した。

 現在32歳の森本は東京ヴェルディの下部組織出身で、2004年3月13日に当時のJリーグ史上最年少記録となる15歳10カ月6日でのJリーグデビューを果たした。2006年夏にカターニャ(イタリア)へ移籍。その後はノヴァーラ(イタリア)やアル・ナスル(UAE)でプレーし、2013年にジェフユナイテッド千葉へ完全移籍で加入した。2016年に川崎フロンターレ移籍し、2018年から福岡でプレーしていた。今季の明治安田生命J2リーグでは3試合に出場していた。


 福岡との契約解除が発表された森本は、本人の希望により国外クラブへの移籍を検討していて、現在準備を進めているようだ。契約解除を受け、同選手は福岡のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「急な決定となり、ファン・サポーターの皆さんへご挨拶も出来ずに申し訳ございません。アビスパには2年半お世話になりました。皆さんには本当にたくさんのパワーをもらい熱い応援でいつも支えてもらいました。本当にありがとうございました。今回の決断については、僕自身あとどれくらい現役でいられるかを意識する年齢に差し掛かり、ここでもう一度、これまでとは違う環境での挑戦をしてみたいという思いで、クラブに相談しました」

「僕の挑戦に背中を押してくれたアビスパにはとても感謝しています。在籍中に目標のJ1昇格は達成できませんでしたが、今年はレベルの高い選手たちが揃っているので、必ず目標を達成してくれると思います。応援しています。そして僕自身も皆さんに、活躍のニュースを届けられるよう新しい環境の中、全力で頑張っていきたいと思います。 2年半本当にありがとうございました」

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