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神戸、三浦監督の初陣を白星で飾る! 札幌を相手に古橋2発など4得点快勝

2020.09.26

神戸の古橋が2試合連続で2得点を記録した [写真]=J.LEAGUE

 明治安田生命J1リーグ第19節が行われ、ヴィッセル神戸北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

 11位の神戸が13位の札幌をホームに迎えた一戦。神戸は22日にトルステン・フィンク前監督の退任を発表し、三浦淳寛新監督が就任してからの初戦となった。チームは前節サガン鳥栖を相手に4得点で勝利。負傷明けながらフル出場が続くMFアンドレス・イニエスタは、この札幌戦でもスタメン入りを果たした。一方の札幌は現在2連敗中。上位進出への兆しを掴めるか、注目が集まる試合となった。


 さっそくチャンスを作ったのは札幌。1分、FW小柏剛のパスを受け敵陣左サイドを抜け出したFW菅大輝が、左足でシュート。ボールは枠内を襲うも、これは神戸のGK前川黛也が防ぎ得点は許さない。

 その後も序盤は札幌が積極的に攻撃を仕掛ける展開も、先制したのは神戸だった。19分、イニエスタとのワンツーで敵陣ペナルティエリア左へ進入したDF酒井高徳がマイナスのクロス。これに反応したFW古橋亨梧がダイレクトでゴール左へ流し込み先制点を記録した。前節2得点を決めた古橋は、2試合連続の得点となった。

 1点をリードした神戸は34分、再び決定機を作る。MF山口蛍からのパスを受けた古橋が、ドリブルで敵陣ペナルティエリア左へ進入。古橋は縦に仕掛け左足でクロスを送ると、ゴール前で反応したFWドウグラスがダイレクトでシュートを放つ。しかしこれはプロ初出場となった札幌のGK中野小次郎がセーブを見せ、得点には至らない。

 それでも神戸は前半終了間際、追加点を記録する。45分、自陣からイニエスタのロングスルーパスで古橋が抜け出す。一度は並走していた相手DFに防がれるものの、こぼれ球に反応したMF郷家友太が右足でゴール右へ突き刺した。前半は神戸が2点をリードして折り返す。

 迎えた後半、立ち上がりから2点を追う札幌が神戸ゴールに襲いかかるも、なかなか良い形でシュートを放つことはできない。一方の神戸は57分、高い位置で相手のクリアボールを拾ったドウグラスが、相手ペナルティエリア内に進入して強烈なシュート。これは中野が防ぐも、神戸は決定機を作る。

 すると62分、神戸は3点目を記録する。自陣からイニエスタが前線へロングボールを供給。札幌DF陣のマークを受けておらず抜け出した古橋は、ペナルティエリア左へ進入しGKと一対一の状況になると、右足でシュート。ボールは中野の股下を抜けネットに吸い込まれた。古橋はこれで2試合連続で2得点、そして今シーズン10得点目を記録した。

 3点を追いかける展開となった札幌は、得点への姿勢を強める。しかし神戸は前川を中心にゴールを守り、失点を許さない。

 そして迎えた90分、神戸はカウンターからMF小田裕太郎が抜け出すと、飛び出してきたGKもかわして無人のゴールへシュート。小田のJ1初ゴールが決まり、神戸は2試合連続の4得点となった。

 結局試合はこのまま4ー0で終了。神戸の三浦新監督は初陣を白星で飾り、チームは今シーズン初の連勝をマーク。一方の札幌は3連敗となった。次節、神戸はホームで名古屋グランパスと、札幌もホームでベガルタ仙台と対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 4ー0 北海道コンサドーレ札幌

【得点者】
19分 1ー0 古橋亨梧(ヴィッセル神戸
45分 2ー0 郷家友太(ヴィッセル神戸
62分 3ー0 古橋亨梧(ヴィッセル神戸
90分 4ー0 小田裕太郎(ヴィッセル神戸


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