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鹿島、上位対決を制しリーグ戦6連勝! ホームで敗れたC大阪の連勝は6でストップ

2020.09.19

J1第17節でC大阪と鹿島が対戦した

 明治安田生命J1リーグ第17節が行われ、セレッソ大阪鹿島アントラーズが対戦した。

 現在リーグ戦2位・C大阪と5位・鹿島の上位対決。C大阪は直近のリーグ戦6連勝中で首位・川崎フロンターレに勝ち点差5にまで迫っている。一方の鹿島も好調でリーグ戦5連勝中。ともにさらなる連勝を目指す一戦となった。


 ファーストシュートはC大阪だった。7分、敵陣ペナルティエリア右でボールを受けたMF奥埜博亮からのパスを受けたFWブルーノ・メンデスがシュート。しかし、このシュートは相手DFに阻まれる。

 その後はどちらもインテンシティの高い激しいゲームに。互いになかなか良い形でシュートを打つことができない。

 それでも28分、鹿島は敵陣中央右サイドからMF土居聖真がクロスを送ると、ペナルティエリア中央からFWエヴェラウドがヘディングシュートを放つ。しかしこれは枠の上に外れ、ゴールには至らない。エヴェラウドはその直後にもサイドからのクロスにヘディングシュート。これは枠内に飛ぶが、ボールはGKキム・ジンヒョンの手に収まった。

 そんな中、先制したのは鹿島だった。敵陣ペナルティエリア手前右から土居のパスを受けたMF和泉竜司がボールをキープし、ペナルティエリア中央から左足でシュート。これは相手DFにブロックされるが、こぼれ球をMFファン・アラーノがゴールへ押し込んだ。

 しかしその4分後、C大阪が同点に追いつく。奥埜のダイレクトパスで右サイドを抜け出したMF坂元達裕が、敵陣深くから右足でクロス。これを中央で待っていたB・メンデスがダイレクトでゴールへ流し込んだ。試合は振り出しに戻り、前半は終了する。

 迎えた後半、立ち上がり早々に鹿島が勝ち越しに成功する。46分、敵陣ゴール前の競り合いから、こぼれ球を拾った和泉が強烈なシュート。これはキム・ジンヒョンが反応しセーブを見せるが、こぼれ球をエヴェラウドがゴール上へ突き刺した。

 再び1点を追う状況となったC大阪のロティーナ監督は、61分にFW柿谷曜一朗とDF丸橋祐介を同時投入。すると71分、C大阪は敵陣深く右サイドでFKを獲得すると、MF清武弘嗣が上げたボールをDFマテイ・ヨニッチがヘディングシュートを放つ。しかし鹿島のGK沖悠哉が好セーブを見せると、この直後のCKの流れから今度はMFレアンドロ・デサバトが右足でミドルシュート。しかしこれも沖が得点を許さず、C大阪は同点弾を生み出せない。

 迎えた後半アディショナルタイム、C大阪は決定機を迎える。敵陣深くの左サイドから丸橋が左足でクロスを上げると、パワープレーで前線に残っていたDF木本恭生が強烈なヘディングシュート。しかしこれはクロスバーを直撃し、ゴールとはならなかった。

 結局試合はこのまま終了。鹿島がリーグ戦6連勝を飾り、C大阪の連勝は6でストップした。

 次節、C大阪はアウェイでFC東京と、鹿島はホームで湘南ベルマーレと対戦する。

【スコア】
セレッソ大阪 1ー2 鹿島アントラーズ

【得点者】
0ー1 32分 ファン・アラーノ(鹿島アントラーズ
1ー1 36分 ブルーノ・メンデス(セレッソ大阪
1ー2 46分 エヴェラウド(鹿島アントラーズ

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