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【C大阪vs仙台プレビュー】C大阪は前節の大敗から立ち直れるか…日程面で有利な仙台はカップ戦のリベンジを狙う

2020.08.22

[写真]=金田慎平、J.LEAGUE

セレッソ大阪 前節のダメージが尾を引いていなければ問題ないが……

【プラス材料】
 FWブルーノ・メンデスが公式戦3試合連続ゴールと好調。リーグ戦再開後は得点がなかったものの、JリーグYBCルヴァンカップ第3節のベガルタ仙台戦、第10節の柏レイソル戦、前節の川崎フロンターレ戦とアウェイゲーム3連戦でゴールネットを揺らしている。得点力不足は明らかな課題として挙げられるだけに、この男の活躍が勝利のカギを握っているだろう。

 加えて、MF西川潤が戦力として計算できるようになったことが大きい。途中出場の機会が増え、ルヴァンカップ第2節の浦和レッズ戦で決勝点をアシストしたり、柏戦ではプロ初ゴールを決めるなど、チーム内での存在感を高めている。サイドアタッカーの層は厚くないため、ルーキーの活躍に期待したい。


 2017年にJ1復帰を果たしてからの仙台戦は、公式戦7試合で4勝2分1敗と大きく勝ち越している。今季のルヴァンカップでも対戦しており、その時は敵地で3-0の快勝を収めた。良いイメージが残っているのは間違いない。

【マイナス材料】
 前節の川崎F戦は5失点を喫しての大敗。ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督就任後で3失点以上を喫しての敗戦は、昨季の第21節・FC東京戦(0●3)以来2度目となる。守備が売りのチームなだけに、精神的な動揺を受けていないかは心配なところだ。

 その川崎F戦では、ここまでリーグ戦全試合にフル出場していたMFレアンドロ・デサバトがプレーしなかった(ベンチには入っている)。「少し問題があった」(ロティーナ監督)ということもあり、今節の出場が微妙かもしれない。攻守の要となっているため、出場の有無でチームの出来が左右される。

文:totoONE編集部

ベガルタ仙台 アドバンテージを生かしてリーグ戦3年ぶりの勝利なるか

【プラス材料】
 強敵・セレッソ大阪を相手に大きなプラス材料を見つけるとすれば、日程面か。19日に予定されていた第11節のサガン鳥栖戦が中止となったため、約1週間の準備期間を得て今節に向かえることとなった。消耗が激しい夏場に連戦がひとつ減る意味は大きい。

 また、第2節の湘南ベルマーレ戦を最後に毎試合失点が続いていた守備が、前節の清水エスパルス戦で8試合ぶりの無失点を達成できたことも好材料と言える。DFシマオ・マテはまだ復帰できていないが、DF平岡康裕とDF吉野恭平の両センターバックを中心に守備が整備されてきた。

 そして、元C大阪のMF関口訓充がこの夏場でも元気なことも明るい材料だ。ベテランながら、前節も12キロを超える走行距離を記録。古巣のピッチで暴れてくれそうだ。

【マイナス材料】
 不安材料の最たるものは、12日に行われたJリーグYBCルヴァンカップでC大阪と対戦し、0-3の大敗を喫してから間もないことだ。この時の出場メンバーはリーグ戦で出番の少ない若手が多かったとはいえ、内容的にも圧倒された。今後に向けて苦手イメージが拭えなくなった事実は痛すぎる。

 また、近年のC大阪戦の成績が芳しくないこともマイナス材料。C大阪がJ1に復帰した2017年以降のリーグ戦では、同年のアウェイゲームに勝利しただけで、あとは2分3敗と勝てていない。

 今回の会場である『ヤンマースタジアム長居』との相性も悪い。同会場での試合自体がJ1では少ないとはいえ、リーグ戦で最後に勝ったのはJ2時代の2008年。カップ戦についても2010年の勝利が最後だ。昨季はスコアレスドローに終わっている。

文:totoONE編集部

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