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【仙台vs横浜FMプレビュー】6試合ぶりの勝利が欲しい仙台…横浜FMは2年前の再現でアウェイ初勝利なるか

2020.07.31

[写真]=金田慎平

ベガルタ仙台 6試合ぶりの白星は両翼のパフォーマンス次第

【プラス材料】
 現在のベガルタ仙台にとって、今季開幕から毎試合得点できていることはプラス材料と言える。特に4-3-3のウイング陣が代わる代わるゴールを挙げており、このフォーメーションを採用してからは6試合で5得点を記録。今節も得点の期待がかかる。

 そのウイングの選手の中で、ここまで2得点のFWジャーメイン良は2018年に横浜F・マリノスとの公式戦4試合で3ゴールを決めている。このカードで2年ぶりのゴールを期待したい。


 また、完敗した前節・柏レイソル戦の少ない収穫のひとつとして、FW西村拓真が今季初得点を決めた。中断期間に海外から約1年半ぶりの復帰を果たした点取り屋が、11ゴールを挙げた2018年のような勢いを取り戻せるか。そのきっかけをつかめれば、これもプラス材料だ。

【マイナス材料】
 5試合勝利から見放されていることが最大の不安材料。リーグ戦再開後の初戦には勝利したものの、その後は2分3敗。直近の2試合は連敗しており、結果を出せない焦りが心配だ。

 勝てていない原因として気がかりなのが、守備の乱れ。ここ3試合は複数失点が続いている。2点差を追いつかれたり、逆転されたりした後、前節の柏戦では大量5失点。守備の柱であるDFシマオ・マテはまだ復帰できないので厳しいが、なんとか立て直したい。

 近年は横浜FMとの相性が悪いこともマイナス材料。JリーグYBCルヴァンカップや天皇杯では2018年に勝利したことがあるものの、リーグ戦では2016年の開幕戦を最後に勝てていない。

文:totoONE編集部

横浜F・マリノス 遠藤の移籍と攻守の柱不在。この緊急事態を乗りきれるか

【プラス材料】
 アンジェ・ポステコグルー監督が就任した2017年12月以降、今節対戦するベガルタ仙台とのリーグ戦は3勝1分と負けがない。特に2018年はアウェイで8-2、ホームで5-2といずれも大勝を収めている相性の良い相手だ。

 選手個々に目を移すと、今年5月にベルギー2部のロケレンから復帰したMF天野純がここまで3ゴールと好調を維持。前節の北海道コンサドーレ札幌戦でも先制点となるミドルシュートを叩き込むなど、なかなか調子が上がってこないチームを牽引している。今節のポジションはトップ下か、ボランチか、あるいはFWマルコス・ジュニオールと2シャドーを形成するのか。どの位置からでもアグレッシブに相手ゴールへと迫る姿勢を見せるはずだ。

【マイナス材料】
 前節の札幌戦終了後、ドイツ1部のウニオン・ベルリンへ期限付き移籍するMF遠藤渓太がチームを離れた。

 ここまで2得点を挙げている若きサイドアタッカーの飛躍はファン・サポーターにとってうれしい話題だが、チーム力の維持という観点でマイナスを避けられないだろう。遠藤が務めていた左ウイングでの先発が予想されるFWエリキは、負傷がちで万全のコンディションではない。

 それ以外にFW仲川輝人やM・ジュニオール、DFチアゴ・マルチンスといった主力選手も揃って前節を欠場している。彼らは今節の出場可否も微妙で、攻守両面でチームを支える選手の不在は大きく影を落とすかもしれない。

文:totoONE編集部

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