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鹿島、ホームの観客の前で今季初勝利! 4得点で王者・横浜FMとの撃ち合いを制す

2020.07.18

J1第5節で鹿島と横浜FMが対戦した

 明治安田生命J1リーグ第5節が行われ、鹿島アントラーズ横浜F・マリノスが対戦した。

 今シーズン、鹿島はここまで開幕4連敗を喫しリーグ戦で最下位。『県立カシマサッカースタジアム』で行われた今回の一戦には5000人限定ながらサポーターが訪れ、鹿島にとっては今シーズン初めてホームの観客の前での試合となった。一方、昨シーズンの王者・横浜FMはここまで1勝1分2敗。前節のFC東京戦では1ー3で黒星を喫しており、対策が講じられる中でどのようなサッカーを見せるのか、注目が集まる一戦となった。


 先制したのはホームの鹿島だった。4分、FWエヴェラウドが左サイドの敵陣深くから中央へ、左足でクロスを送る。これをファーサイドで受けたFW上田綺世が、右足で落ち着いてゴールネットを揺らした。

 しかしその8分後、横浜FMも同点に追いつく。FWエジガル・ジュニオのパスを相手ペナルティエリア右で受けたFW仲川輝人が、中央へ絶妙なクロス。これを走り込んだFWマルコス・ジュニオールがダイレクトで合わせ、スコアはタイとなった。

 前半は、このまま1ー1で折り返す。

 迎えた後半、鹿島が勝ち越しに成功する。58分、右サイドの敵陣中央からDF広瀬陸斗が相手ゴール前へクロス。これに反応したFW上田がゴールネットへ流し込み、この日2点目を記録した。続いて67分、右サイドを駆け上がったMFファン・アラーノが、相手ペナルティエリア右から中央へクロス。これをゴール前で待っていたFWエヴェラウドが押し込み、鹿島はリードを2点に広げる。

 しかしその4分後、横浜FMも反撃を見せる。ショートコーナーの流れから、相手ペナルティエリア左角付近でボールを受けたFWマルコス・ジュニオールがコントロールショット。カーブがかかったボールがGKの指先を超えてゴールネットを揺らし、1点差に迫る。

 リードが縮まった鹿島だが82分、横浜FMのDFのパス交換がミスになり、途中出場のFW白崎凌兵の下へ。相手GKの位置を見ていたFW白崎は、敵陣中央からダイレクトでループシュートを放ち、これがゆるやかな弧を描いてゴールネットを揺らした。鹿島が再びリードを2点に広げる。

 結局試合はこのまま4ー2で終了。待望のリーグ戦1勝目を掴んだ鹿島は、今シーズンACLとルヴァン杯も含めて、公式戦7試合目にして初勝利を収めた。

【スコア】
鹿島アントラーズ 4ー2 横浜F・マリノス

【得点者】
4分 1ー0 上田綺世(鹿島アントラーズ
12分 1ー1 マルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス
58分 2ー1 上田綺世(鹿島アントラーズ
67分 3ー1 エヴェラウド(鹿島アントラーズ
70分 3ー2 マルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス
82分 4ー2 白崎凌兵(鹿島アントラーズ

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