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FC東京の橋本拳人、ロシア移籍が決定!…1部ロストフへ完全移籍で加入

2020.07.09

橋本拳人のロシア移籍が決まった [写真]=兼子愼一郎

 FC東京は9日、日本代表MF橋本拳人がロシア・プレミアリーグのロストフへ完全移籍することが決定したと発表した。FC東京としての最後の活動日は、7月18日(土)に行われる明治安田生命J1リーグ第5節の浦和戦となる。また、ロストフはメディカルチェックを経たのち、4年契約を結ぶ予定だと発表している。

 現在26歳の橋本は、FC東京の育成組織出身で2012年にトップチームに昇格。2013年5月から2014年にかけて当時J2のロアッソ熊本への期限付き移籍を経て、2015年にFC東京へと復帰した。FC東京のトップチームでは公式戦通算165試合出場、17ゴールを記録している。また、日本代表には2019年3月に初招集を受けて、同26日のボリビア戦でデビューを飾り、これまで通算7試合に出場。今年1月には入籍を発表していた。


 ロストフは1930年に創立され、2013-14シーズンにロシア・カップを制して唯一のタイトルを獲得。15-16シーズンは1部リーグ2位で終わり、翌16-17シーズンにはチャンピオンズリーグ初出場を果たした。ホームスタジアムは約4万5000人収容のロストフ・アリーナで、日本代表が2018年のロシア・ワールドカップでベルギー代表に敗れた“ロストフの悲劇”の舞台だった。

 同選手は、FC東京の公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「10歳でFC東京のサッカースクールに参加してから約17年間、僕の人生のほとんどを『FC東京橋本拳人』として誇りをもって生きてきました。そして2018年から石川直宏さんの18番を背負わせてもらい、チームの象徴となる選手を目指していた中で、今回、子どもの時からの夢である海外移籍を決断することにしました。僕の海外挑戦という夢を後押ししてくれたクラブ、そしてサッカーを始めてから僕を指導してくださった指導者の方々に本当に感謝しております。プロに入ってから今までを振り返ると辛いこと、悔しかったことなど多くの困難がありましたがすべてを乗り越えられたのは、自分を支えてくれた家族、チームメイト、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさんの応援のおかげです。小平グランドや味スタでみなさんとお会いできないと思うと、とても寂しいですが、新天地でも自分らしくこれまで培った『FC東京魂』『青赤魂』をもって挑んでいきたいと思います! 僕の活躍が日本まで届くように頑張りますので、これからも気にしてもらえたら嬉しいです! 最後になりますが、FC東京に関わる全てのみなさま長い間本当にありがとうございました。FC東京の優勝を心から願っています」


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