鹿島に勝利した川崎イレブン [写真]=J.LEAGUE
4日、明治安田生命J1リーグ第2節が行われ、川崎フロンターレと鹿島アントラーズが対戦した。
約4ヶ月前に行われた第1節、川崎はサガン鳥栖を相手にホームでスコアレスドロー。一方の鹿島は、サンフレッチェ広島を相手に0ー3の黒星を喫しており、両チームともリーグ戦初勝利を目指す一戦となった。
試合は前半から激しく動く。2分、左CKを獲得した川崎はショートコーナーからMF家長昭博が中央へクロス。これに反応したDF谷口彰悟が右足でダイレクトシュートを放ち、幸先よく先制点を挙げた。
30分には、またしてもMF家長が相手ペナルティエリア左へクロスを供給。これを受けたMF長谷川竜也が左足で強烈なシュートを突き刺し、追加点を記録した。
2点のリードを許した鹿島も反撃。32分、左CKからMFファン・アラーノが右足でニアサイドへボールを送ると、クリアを試みた川崎のFWレアンドロ・ダミアンが触れたボールがそのままゴールへ流れ込んだ。オウンゴールで鹿島が1点を返す。
試合はこのまま2ー1でハーフタイムを迎えた。
迎えた後半、鹿島のザーゴ監督は72分までに5枚の交代カードを使う采配を見せる。すると85分、相手ペナルティエリア左からDF永戸勝也がグラウンダーのクロスを送ると、川崎DFのクリアが乱れ、ボールはファーサイドへ。これに反応した途中出場の鹿島FW染野唯月が、ペナルティエリア右から放ったシュートを放つ。しかしボールはクロスバーを直撃し、惜しくも得点には至らない。
結局、スコアは動かず2ー1で終了。J1のタイトルを争うチーム同士の一戦は、序盤に2得点を挙げた川崎に軍配が上がった。
【得点者】
2分 1ー0 谷口彰悟(川崎フロンターレ)
30分 2ー0 長谷川竜也(川崎フロンターレ)
32分 2ー1 オウンゴール(鹿島アントラーズ)
By サッカーキング編集部
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