札幌との開幕戦で2得点をマークした、柏のオルンガ [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第1節が22日に行われ、柏レイソルが北海道コンサドーレ札幌に4-2で勝利した。試合後、柏のFWオルンガがインタビューに答えている。
昨シーズンのJ2を制した柏において、オルンガの存在は常に決定的だった。リーグ戦では30試合に出場し、27得点をマーク。その爆発的な得点力が、J1の開幕戦でも光った。20分、味方のロングパスに反応すると、相手GKより先にボールへと追いつき冷静にシュートを決め、チーム2点目をマーク。65分には、カウンターの流れから相手守備陣の裏に抜け出ると、GKをかわして無人のゴールにボールを流し込み、勝利を決定づける4点目を挙げた。
試合後、オルンガは「今日は難しい試合展開だった。ただ、我々は自分たちの力を最大限に発揮できたと思う。お互いに得点機が数多くあったなかで、勝利を収めることができたよ。サポーターの後押しも本当に大きかった。後押しがあったからこそ、勝利することができたんだ」と、勝利を収めたことへの安堵感とサポーターへの感謝を語った。
何度も相手守備陣の裏を取ったことについては「裏に抜ける動きを常に意識していた」とコメント。「クリスティアーノや江坂といった素晴らしいパサーがいることで、得点機を作ることができたと思っている。どんなボールが来ても信じて、最後まで諦めずにやっていくことが、僕の信念。極力多くのチャンスを作りながら、そのチャンスを最大限に生かしていきたい」と、味方の力も大きかったことを明かした。
オルンガにとって、J1をシーズン開幕から戦うのは初めての経験になる。しかし、ゴール量産の気配を漂わせるケニア代表FWに、不安は微塵もない。
「J1はレベルが高いリーグだし、J2とは違ってより優れたチームが相手だ。自分の力も上げていかないといけない。試合のレベルが高いのは承知しているけど、自分のプレーでチーム全体のレベルを上げていきたいと思っているよ」
By サッカーキング編集部
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