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明治安田生命J1リーグ歴代得点王一覧

2020.02.18

 1993年のJリーグ開幕から、今年で28年目を迎えるJリーグ。過去、26名のJ1リーグ得点王が誕生し、昨シーズンは初めて同クラブから2名の得点王が生まれた。2020シーズンは一体どんなゴールに歓喜し、リーグ最多得点数を記録するのは誰なのか。得点王争いにも注目が集まる。

写真=Getty Images、J.LEAGUE


※チーム名は得点王を獲得した当時の所属チーム名で表記。

<1993年度>
【28得点】

ラモン ディアス(横浜マリノス)

[写真]=Getty Images


生年月日:1959年8月29日/国籍:アルゼンチン
左利きのストライカー。Jリーグ元年の1993年6月には2試合連続ハットトリックを記録するなど、往年のJリーグファンには馴染み深いスター選手の一人。

 
<1994年度>
【30得点】

フランク オルデネビッツ(ジェフユナイテッド市原)

生年月日:1965年3月25日/国籍:ドイツ
1980年代にブレーメンでドイツ・ブンデスリーガを制覇し、“オッツェ”の愛称で親しまれた元西ドイツ代表ストライカー。状況判断に優れ、高い技術でゴールを重ねた。

 
<1995年度>
【32得点】

福田正博(浦和レッズ)

生年月日:1966年12月27日/国籍:日本
浦和レッズの前身である三菱重工業サッカー部時代から浦和一筋でプレーした“ミスター・レッズ”。スピードを生かした裏に抜けるプレーが持ち味で日本代表としても活躍した。

 
<1996年度>
【23得点】

三浦知良(ヴェルディ川崎)

生年月日:1967年2月26日/国籍:日本
Jリーグが始まる前の1980年代に単身ブラジルに渡ったパイオニア。日本を含め5カ国でプレーし、世代を超えて愛される“キング・カズ”。52歳の今季はJ1でプレーする。

 
<1997年度>
【25得点】

パトリック エムボマ(ガンバ大阪)

生年月日:1970年11月15日/国籍:カメルーン
185㎝、85kgの圧倒的な身体能力を十分に発揮し、高いテクニックとパワーで“浪速の黒豹”の愛称で親しまれた。母国カメルーン代表として、2002年日韓W杯にも出場した。

<1998年度>
【36得点】

中山雅史(ジュビロ磐田)

[写真]=Getty Images


生年月日:1967年9月23日/国籍:日本
お茶の間でもお馴染みの“ゴン中山”。泥臭いプレーが持ち味で、どんなボールも気持ちを前面に押し出しゴールを決めるストライカー。得点王には2度輝いている。

 
<1999年度>
【24得点】

黄善洪(セレッソ大阪)

生年月日:1968年7月14日/国籍:韓国
韓国人として唯一、Jリーグで得点王に輝いたストライカー。2000年から02年までは柏レイソルに所属し、C大阪時代と合わせてJリーグ通算42得点を挙げている。

 
<2000年度>
【20得点】

中山雅史(ジュビロ磐田)

※1998年度以来2度目

 
<2001年度>
【24得点】

ウィル(コンサドーレ札幌)

生年月日:1973年12月15日/国籍:ブラジル
大分、横浜FMなど6シーズンに渡りJリーグでプレー。気性の激しさからチーム内でのトラブルが絶えなかったが、それでも高い得点能力でゴールを量産した。

 
<2002年度>
【26得点】

高原直泰(ジュビロ磐田)

生年月日:1979年6月4日/国籍:日本
ボカ・ジュニアーズから帰国した2002年に大爆発。エコノミー症候群のため日韓W杯には出られなかったが、当時の史上最年少となる23歳で得点王に輝き、MVPとの二冠を獲得した。

 
<2003年度>
【22得点】

ウェズレイ(名古屋グランパスエイト)

生年月日:1972年4月19日/国籍:ブラジル
数多くの得点パターンとパワフルさを持ち合わせており、名古屋での6年間だけでなく、広島、大分時代を含むJリーグ在籍10年で124ゴールを決めている。

<2004年度>
【27得点】

エメルソン(浦和レッズ)

[写真]=Getty Images


生年月日:1978年9月6日/国籍:ブラジル
圧倒的なスピードとテクニック、得点力で、当時の浦和の代名詞だったショートカウンターを成功に導くとともに、2ndステージ優勝に貢献した。

 
<2005年度>
【33得点】

アラウージョ(ガンバ大阪)

生年月日:1977年8月8日/国籍:ブラジル
抜群のシュートセンスとボールコントロール力に長け、1試合1ゴールを叩き出す驚異の得点力でリーグ得点王に。さらに当時のナビスコカップでも得点王に輝いた。

 
<2006年度>
【26得点】

ワシントン(浦和レッズ)

生年月日:1975年4月1日/国籍:ブラジル
恵まれた体格を生かし、相手DFを引きずりながらもパワフルにゴールに向かう姿は、メディアでたびたび“重戦車”と表現された。2度の心臓手術を行っている。

マグノ アウベス(ガンバ大阪)

生年月日:1976年1月13日/国籍:ブラジル
前年度の得点王アラウージョの後釜としてG大阪に加入。得点源を失いスタイルを変更したチームで、周りを使いながら自分も生きるプレーでゴールを量産した。

 
<2007年度>
【22得点】

ジュニーニョ(川崎フロンターレ)

生年月日:1977年9月15日/国籍:ブラジル
日本でのスタートはJ2時代の川崎F。来日2年目の2004年にはJ2で37得点を叩き出し得点王に。浦和にいたエメルソンに続き、J1とJ2の両方で得点王に輝いた選手となった。

 
<2008年度>
【21得点】

マルキーニョス(鹿島アントラーズ)

[写真]=Getty Images


生年月日:1976年3月23日/国籍:ブラジル
2001年に初来日後、7クラブ、15年という長きに渡りJリーグでプレーした。総試合数は411、総得点数は189。誰よりも勝利にこだわり、献身的なプレーで日本に愛された。

 
<2009年度>
【20得点】

前田遼一(ジュビロ磐田)

生年月日:1981年10月9日/国籍:日本
前線での体を張ったプレーを持ち味とし、足元の高い技術を生かしてゴールを量産。シーズンをとおして初めて全試合出場を果たした年と翌年にも得点王に輝いた。

 
<2010年度>
【17得点】

ジョシュア ケネディ(名古屋グランパス)

[写真]=Getty Images


194㎝の圧倒的な高さから繰り出されるヘディングと空中戦が最大の武器だが、足元の高いキープ力で味方を使うプレーも披露。名古屋のリーグ初制覇に大きく貢献した。

前田遼一(ジュビロ磐田)

※2年連続2度目

 
<2011年度>
【19得点】

ジョシュア ケネディ(名古屋グランパス)

※2年連続2度目

 
<2012年度>
【22得点】

佐藤寿人(サンフレッチェ広島)

[写真]=Getty Images


生年月日:1982年3月12日/国籍:日本
“和製インザーギ”との呼び声も高く、小柄ながら相手DFの一瞬のスキを見て、瞬間的なスピードで裏に抜け出しゴールを量産。2008年にはJ2得点王にも輝いている。

 
<2013年度>
【26得点】

大久保嘉人(川崎フロンターレ)

[写真]=Getty Images


生年月日:1982年6月9日/国籍:日本
2013年から、Jリーグ史上初となる3年連続得点王に輝くとともに、J1通算最多得点数185の記録保持者。どこからでもゴールを決めることができるマルチプレーヤー。

 
<2014年度>
【18得点】

大久保嘉人(川崎フロンターレ)

※2年連続2度目

 
<2015年度>
【23得点】

大久保嘉人(川崎フロンターレ)

※3年連続3度目

 
<2016年度>
【19得点】

レアンドロ(ヴィッセル神戸)

生年月日:1985年2月12日/国籍:ブラジル
一度は日本を離れたものの、神戸への2度目の加入となった2016年は前線での味方との連係に優れゴールを量産。19得点を挙げて、自身初の得点王に輝いた。

ピーター ウタカ(サンフレッチェ広島)

生年月日:1984年2月12日/国籍:ナイジェリア
しなやかで卓越したボールコントロールでポストプレーから多くのチャンスを演出。2ステージ制となったこの年、1stステージだけで13得点とゴールを積み重ねた。

 
<2017年度>
【23得点】

小林悠(川崎フロンターレ)

生年月日:1987年9月23日/国籍:日本
最終節でプロ初となるハットトリックを達成し、チームの逆転初優勝と自身初の得点王、さらにMVPの三冠を獲得。2019シーズンには14人目となるJ1通算100ゴールを達成した。

 
<2018年度>
【24得点】

ジョー(名古屋グランパス)

生年月日:1987年3月20日/国籍:ブラジル
日本デビューとなったJ1開幕戦で初ゴールを決めると、チームは低迷していたがコンスタントにゴールを量産。“戦術ジョー”と言われるほど、個の能力と得点力の高さを見せつけた。

 
<2019年度>
【15得点】

マルコス ジュニオール(横浜F・マリノス)

[写真]=J.LEAGUE


生年月日:1993年1月19日/国籍:ブラジル
“クリリン”の愛称で親しまれ、ゴール後の“かめはめ波”パフォーマンスでファンを魅了する。献身的なプレーが特長で、仲川輝人とは史上初となる同チーム内得点王となった。

仲川輝人(横浜F・マリノス)

生年月日:1992年7月27日/国籍:日本
アジリティーに優れ、ドリブルや俊足でサイドから仕掛けるアタッカー。プロ入り前の大ケガを乗り越え、プロ5年目で自身初の二桁得点を記録、得点王とMVPに輝いた。

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