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栗原氏が横浜FMの“クラブシップ・キャプテン”に就任! 「伝統を守りつつ、新しい歴史を」

2020.01.10

横浜FMのクラブシップ・キャプテンに就任した栗原氏(写真は昨年の引退セレモニー) [写真]=Getty Images

 横浜F・マリノスは10日、2019年シーズン限りで現役を引退した栗原勇蔵氏が、新シーズンよりクラブシップ・キャプテンに就任することをクラブ公式サイトで発表した。

 栗原氏は1983年生まれの36歳で、神奈川県出身。横浜FMジュニアユース、ユースを経て2002年にトップチームへ昇格し、以降は横浜FM一筋で18年間プレーした。現役最後のシーズンは、明治安田生命J1リーグ優勝で有終の美を飾った。


 横浜FMは、クラブシップ・キャプテンという役職について、「これからの横浜F・マリノスの在り方をクラブと共に構築していく役割となります。シップは船の意味もあり、船長役を果たしていただきたいというクラブの思いもこめられています」と説明。また、栗原氏を任命した理由については、「育成組織で6年、トップチーム18年と24年にわたって横浜F・マリノス一筋で歩んできた栗原氏だからこそ、感じたこと、考えたことを様々な部署と共有しながら、クラブがより良い発展をするために尽力していただきます」とした。

 栗原氏は就任に際して、次のようにコメント。今後は裏方としてクラブの発展に尽力していくと意気込みを示した。

「マリノスでのプロ生活18年間、クラブに関わるたくさんの方々の支えがあったので、このクラブ一筋でサッカーを続けることが出来ました。今度は自分自身が支える側にまわり、クラブに恩返しする番だと思っています。諸先輩方が築き上げてきた横浜F・マリノスの伝統を守りつつ、クラブがより良くなるような新しい歴史を、クラブに関わるすべてのマリノスファミリーの方々と一緒に作り上げていきたいと思います。まずは、クラブ全体をさまざまな角度から勉強させていただき、自分自身の経験を活かすことで少しでもマリノスの発展の力になれるよう頑張りたいと思います」

 栗原氏は11日に行われる新体制発表会で、サポーターに向けて挨拶を行う予定だ。

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