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富山FW苔口卓也、今季限りでの現役引退を発表「この16年間は僕にとって…」

2019.12.10

富山のFW苔口卓也が現役引退を発表した

 カターレ富山は10日、FW苔口卓也が2019シーズンをもって現役を引退することをクラブ公式サイトを通じて発表した。

 1985年7月13日生まれの苔口は岡山県出身で、岡山県立玉野光南高校在学時の2003年にセレッソ大阪の特別指定選手として登録されると、翌2004年から同クラブに正式加入した。C大阪では1シーズン目から出場機会を得ていたが、定位置確保には至らず。2008年にはジェフユナイテッド千葉へとレンタル移籍し、2010シーズンに富山へ完全移籍を果たした。富山では1年目から主力として活躍。10シーズンで公式戦通算259試合に出場し、60得点をマークした。


 苔口はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメント。自身のサッカー人生を支えた人々への感謝を綴った。

「セレッソ大阪で5年、ジェフユナイテッド千葉で1年、そしてカターレ富山で10年。この16年間は僕にとって本当に一番の宝物になりました」

「こんなに丈夫な体で産んで育ててくれた両親、ありがとう。僕と出会ってから今までずっとそばで支えてくれた嫁、ありがとう。僕の心の支えでもある娘と息子、ありがとう。僕をサッカーの道に進ませてくれた兄貴(DF苔口陽介、中国サッカーリーグの三菱水島FCなどでプレー)、ありがとう。僕と出会ってくれたサッカー関係者の方々、そしてこの16年間ずっと僕の背中を後押ししてくれたファン、サポーターのみなさん、感謝してもしきれません。本当にありがとうございました!最後に自分をここまで成長させてくれたサッカー、ありがとう!!最高でした!!」

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