平岡(右)のゴールを祝福する仙台の選手たち [写真]=J.LEAGUE
10日、明治安田生命J1リーグ第31節が行われ、ベガルタ仙台と清水エスパルスが対戦した。
勝ち点35で並びそれぞれ13位と14位につける両チームの対戦は、J1残留を占う重要な一戦となった。
先制したのは、ホームの仙台だった。20分、ペナルティエリア手前の右で縦パスを受けたFWハモン・ロペスがボールを収めると、ペナルティエリア中央のスペースにラストパス。絶好のタイミングで走りこんだMF関口訓充が右足でゴール右へ流し込み、今シーズン4点目を記録した。
負けられない清水も反撃を試み、試合は両チームとも球際の激しいアグレッシブな展開となる。
1ー0で迎えた後半、再びスコアを動かしたのも仙台だった。48分、右CKからDF永戸勝也が左足でゴール前へボールを送ると、ニアサイドでDF平岡康裕がヘディングシュート。これが清水のゴールネットを揺らし、貴重な追加点を挙げた。
その後スコアは動かず、2ー0で試合終了。ホームの仙台が残留に向け貴重な勝ち点3を掴んだ。一方、敗れた清水はこれでリーグ戦4連敗。次節ホームで迎える大分戦では、何としてでも勝利を挙げたいところだ。
By サッカーキング編集部
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