川崎が浦和に勝利した(写真は札幌戦) [写真]=Getty Images
明治安田生命J1リーグ第32節が5日に行われ、浦和レッズと川崎フロンターレが対戦した。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝ファーストレグを10日に控えているため、前倒しになった一戦。浦和は監督がベンチ入り停止処分により上野優作ヘッドコーチが指揮を執ることになった。
前半からアウェイの川崎が主導権を握り、押し込む展開がみられた。29分、CKから完全にフリーになった谷口彰悟がヘディングで合わせるも、これはクロスバー。絶好機を逃してしまった。続く35分、川崎が遂に先制ゴールを手にする。パスを受けた脇坂泰斗がペナルティエリア手前でシュート。これがゴール右に突き刺さり、待望の得点を奪いとった。
後半に入り54分、カウンターからレアンドロ・ダミアンが相手DFと1対1を迎えたがこれはGK西川周作がキャッチ。浦和も汰木康也を中心にゴールを狙うが、1点が遠い。
70分、浦和がセットプレーから立て続けにゴールに迫るが、ラインを割ることができない。すると78分、守田英正のクロスに守備陣の背後から走りこんだ小林悠が頭で合わせる。強烈なシュートはネットに突き刺さり川崎に貴重な追加点。途中出場の小林が結果を出した。
このまま試合は終了。川崎が2-0で利し、勝ち点「3」を手にした。