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【インタビュー】古橋亨梧 名手たちとの刺激ある日々から日本を代表する選手に

 プロ入り3年目、ヴィッセル神戸の古橋亨梧は自身のプレースタイルを象徴するかのように、猛スピードで成長の階段を駆け上がっている。

 神戸加入からは約1年が経過。アンドレス・イニエスタをはじめとした希代の“クラック”たちに囲まれ、日々刺激を受けていることは想像に難くない。今、古橋は名手たちから何を感じ、何を学び、どのようにトレーニングを重ねているのかを聞いた。

取材・文=小松春生
写真=吉田孝光

古橋享梧

―――FC岐阜では大木武監督の下で約1年半プレーし、昨年8月に神戸へ移籍して約1年が経過しました。目まぐるしく環境が変わる中で、刺激もあったと思います。サッカーに対する取り組み方は変わりましたか?

古橋亨梧(以下、古橋) プロになって大木さんと出会って、改めてサッカーは楽しいなって感じました。神戸では国内外の偉大な選手がたくさんいて、また違う楽しさがあり、練習に来るのが楽しいですね。キャリアの中で、今が一番楽しいかもしれないです。今までテレビで見てきた選手が目の前にチームメイトとしているので、日々すごく良い刺激をもらいます。僕も自然といろいろなことを盗んで身につけていると思いますし、とにかくめっちゃ楽しいですね。

―――盗んだものはうまくアウトプットできていると感じますか?

古橋 まだまだ思うように表現はできてないですけど、ちょっとずつ階段は登れていると思います。

―――古橋選手は今季、FW、サイドハーフ、インテリオールと、いろいろなポジションでプレーしています。感じた新しい刺激を、日々の練習からうまく表現できて、監督にもアピールできているから、「どのポジションでも使いたい」と思わせることができているのではないでしょうか。

古橋 それはあると思います。どのポジションでも、自分の特長は出せると思いますし、その自信もあります。でも、謙虚にひたむきに頑張らないといけません。一つのポジションにこだわるんじゃなく、いくつもポジションができれば、プレーの幅も広がりますし、文句を言わずに、慣れてなくても自分なりに理解して、自分の特長をうまく出せるようにしたいです。

―――現在、プレーで一番意識していることはありますか?

古橋 FWで出場することが多いので、得点数とアシスト数。あと、自分は体が強かったり、背が高いわけでもないので、ボールの出し手と自分の動き出すタイミングを意識しています。

―――世界でも有数の選手たちがチームにいる中での練習は、刺激もあるでしょうし、ギャップを感じることもあると思います。

古橋 彼らは練習で、100%の力をもちろん出していると思いますが、100%に見えないというか。いい感じに力が抜けていて、視野が広く、パスがすごく正確。こんなにも差があるのかと個人的には思いました。

―――動き一つひとつに見惚れるような。

古橋 最初、ダビ(ダビド・ビジャ)を見た時、テレビで見ていたドリブルやシュートが目の前で起きて、「すごいな」って思いました(笑)。でも、「一緒にやれるんだから絶対に盗んでやろう」という気持ちもありました。アンドレス(イニエスタ)とセルジ(サンペール)に関しては、パスが出てくるので。僕が動き出せば、絶対に見てくれているという確信があるので、「絶対に引き出したろう」って思っていました。

―――自分が求めたことに対して、応えてくれる。これを続けていくと周囲に古橋選手が要求するレベル、古橋選手に要求されるレベルがどんどん上がっていくと思います。自分の意識の高まりも感じますか?

古橋 そうですね。まずは自分が動き出さないと見てもらえないと思います。止まっているだけでは、相手からしたら楽ですし。自分がどんどん動き出して、その要求に応えてもらえるようにしないといけません。パスが出てくる、出てこないではなく、まず自分が要求しないと通じないとは思っています。

―――個別のフィジカルトレーニングで重視していることはありますか?

古橋 プロ1年目で左肩を亜脱臼したので、軽い筋トレなどで強化しています。筋トレはやり過ぎると自分の良さを消すことにもつながるので、トレーナーさんなどと相談しながらやっています。

―――自分の体と向き合う時間は多いですか?

古橋 はい。朝、練習場に来てから3、40分ジョグをして、お風呂で1回汗を流し、ストレッチしてから練習に入るのがルーティンです。岐阜で大木さんと出会い、“ローパワー”(※)の大切さを教えてもらったので、そこからずっとやっていますね。

※ローパワートレーニング…長時間パワーが持続するためのトレーニング。疲労が蓄積しない程度の強度で長時間の練習をすることで、疲れにくく、回復も早まる体作りが期待できる。

―――目指す選手像はありますか?

古橋 大きく言えば、「日本の選手と言えば、僕」と思ってもらえるような選手になりたいです。

―――日本代表入りを期待する声も、日を追うごとに増えていると思います。

古橋 そこへ行くにはまだまだ足りないと思うので、もっと努力しないと。もっと良いものを盗んでいかないといけません。

―――学生時代に調子に乗ってしまったことを悔いているという経験も生きていますね。

古橋 そうですね。努力は大切だと思いますし、毎日謙虚に頑張っていきます。

―――ASICSのフットボールアパレルはいかがですか?

古橋 保温力がありますね。すごく暖かかったです。特にこれから寒くなると体を痛めやすいので、まずはしっかりと身体を暖めてからトレーニングに臨むといいと思います。暖かいことはもちろん、動きやすかったので冬場のトレーニングで活躍しそうです。

―――寒いと体を痛めやすいとのことですが、ご自身が自主練で気をつけていることはありますか?

古橋 自主練では激しく動くわけではないので、厚着をして動いていくうちにどんどん脱いでいく感じでやっています。なので、着脱しやすいのは、助かりますね。デザインもシンプルで気に入っています。

■パデッドピステトップ・パデッドピステパンツ

冬のトレーニングを快適にするフットボールアパレル。防風性を高めたウーブン素材と、保温性をと動きやすさを追求した裏起毛ニット素材を採用。

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