湘南が新体制を発表した
湘南ベルマーレは10日、チームの新体制をクラブ公式サイトで発表した。
選手やスタッフへのパワハラ行為が報じられ退任した曺貴裁(チョウ・キジェ)前監督の後任には、浮嶋敏氏の就任が決定した。浮嶋氏は現在52歳で、指導者としては2011年から湘南ベルマーレに在籍。これまでトップチームのコーチやジュニアユースの監督を務め、今年からは育成アカデミーのダイレクターと兼任で湘南ベルマーレU-18の監督を務めていた。
浮嶋氏は「この度、トップチームの監督に就任いたしました。2011年より9年間、トップチームとアカデミーのコーチとして指導に携わってきましたが、湘南ベルマーレがこれまで積み上げてきたサッカーを大切にし、活き活きとエネルギーに満ちた戦いができるよう働きかけていきたいと思います。『湘南スタイル』に磨きをかけ、応援して下さる皆さんと共に前進していきたいと思います」とコメントしている。
また同日、クラブは新たな人事として石川桂氏のトップチームコーチ就任と関口潔氏のGM(ゼネラルマネージャー)就任も併せて発表。
関口氏は、今年から務めていた同クラブのテクニカルダイレクター兼国際事業マネージャーからの就任となり「ハラスメント再発防止のためにチーム内のガバナンス強化を図ることに全力を注いでまいります」などと意欲を示している。