名古屋が終盤の猛攻で追いついた
明治安田生命J1リーグ第28節が行われ、名古屋グランパスと大分トリニータが対戦した。
マッシモ・フィッカデンティ監督の初陣はドロー。初勝利を届けたい名古屋がホームに大分を迎えた。
序盤は両チームとも丁寧にボールをつなぐ姿勢を見せる。また守備ブロックに阻まれ決定機を作り出すことができない。徐々にシュートチャンスも増えるが決めきることができず、前半は終了。勝負は後半に持ち越された。
試合が動いたのは52分、流れたクロスを再度拾った田中達也が左サイドからニアに送ると、三平和司が反応しヘディングシュート。ネットに突き刺し大分が先制した。
失点した名古屋は攻勢をかけるも、なかなか大分の牙城を崩すことができない。すると75分、小林成豪が左にはたくと、シンプルなクロスを上げる。これに入り込んだ小林がフリーでヘディングシュート。下がりながらの難しいシュートで、惜しくも外れてしまった。
すると後半アディショナルタイム1分、名古屋の猛攻が実る。エドゥアルド・ネットがファーサイドへクロスを送ると、後半に代わって入った赤﨑秀平がヘディングシュート。強烈なシュートは岡野洵に当たるも、ネットを揺らした。
大分は三平が3試合連続ゴールとなったが、土壇場で追いつかれ名古屋と勝ち点1を分け合った。次節、19日に名古屋はホームでベガルタ仙台と、大分は18日に浦和レッズと敵地で対戦する。
By サッカーキング編集部
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