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トーレス、引退セレモニーで日本と鳥栖に感謝「すべてのことにありがとう」

2019.08.23

現役ラストマッチを終えたトーレス [写真]=金田慎平

 2019明治安田生命J1リーグ第24節、サガン鳥栖vsヴィッセル神戸戦の試合後に、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの引退セレモニーが行われた。

 トーレスは「ミナサン、コンバンハ」と日本語で挨拶をすると、「一つずつ気持ちを伝えたい。まずは竹原社長。ここに来るという可能性を広げてくれて、本当に感謝している。1年前、マドリードに足を運んで、僕が日本でプレーするために多くの努力をしてくれた」と竹原稔社長への感謝を述べた。


 そして、「皆さんには、社長をはじめ、このクラブは本当に熱い気持ちを持っているということ、将来に素晴らしい夢があるということを知っておいてほしい」とサポーターへメッセージを送ると、「チームメイトのみんな、ここに来た最初の日から大きく腕を広げて迎え入れてくれて、たくさん助けてくれて本当にありがとう。昨季は降格しそうな中で、プロフェッショナルな姿勢で前向きな態度で続けてくれた。本当に感謝している」とチームメイトへ感謝の言葉を送った。

 続けて、「僕はみんなから本当に多くのことを学んだ。そしてみんなも、僕から少しでも何か学んでくれたら嬉しい。これからもこのクラブと一緒に進んでいけたらと思っている。社長とともにこのクラブが少しでも良くなるように、そしていつの日かチャンピオンになれるように働いていくよ。今度はグラウンドの外からサポートして、みなさんに力を伝えていきたいと思っている」と、今後もクラブと関わっていくことを明言した。

 最後には「日本のみなさん、僕たち家族を迎え入れてくれてありがとう。日本は本当に素晴らしい国で、常に周りへのリスペクトを持つことは人生の一つの指標になる。これからも様々な場所を訪れ、美味しいものを食べたいと思っている。本当に最後の最後まで、すべてのことにありがとう」と改めて感謝の言葉を口にし、「アリガトウゴザイマス」と日本語で締めくくった。

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