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メルカリ、”常勝軍団”の経営権取得へ…日本製鉄と鹿島の株式約6割譲渡で合意

2019.07.30

メルカリが鹿島の経営に参入した [写真]=Getty Images

 大手IT会社のメルカリは30日、鹿島アントラーズを運営する、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーの株式を日本製鉄などから買い取り経営権を取得すると発表した。

 鹿島は公式サイトで、「株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーの株式譲渡に関するお知らせ」と題し公式発表を行った。


 鹿島は、「株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(本社:茨城県鹿嶋市 代表取締役社長庄野洋)が発行する株式の61.6%について、株式会社メルカリ(本社:東京都港区、代表取締役会長兼CEO:山田進太郎)と日本製鉄株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:橋本英二)が、本日7月30日付で株式譲渡契約を締結し、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の理事会において、本株式譲渡について承認がなされましたので、お知らせいたします」としてメルカリが経営権を取得することを伝えている。

 また、「本株式譲渡には、公正取引委員会の承認が得られることを条件としており、本株式譲渡完了後(8月30日予定)」後に新体制を発表するようだ。

 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーの代表取締役社長を務める庄野洋氏は、今回の株式譲渡に際し以下のようにコメントしている。

鹿島アントラーズは、住友金属工業時代から長きにわたりクラブを支えてきた日本製鉄に加えて、今般新たにメルカリを迎え入れ、草創期の伝統を守りつつ、新たな時代を切り拓いてまいります。クラブの持続的な成長と発展に向けて、メルカリが有するさまざまな資産を活用し、ホームタウンやステークホルダーの皆さまと、アントラーズの永遠のテーマである「Football Dream」を追求してまいります」
 

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