[写真]=兼子愼一郎
試合後、「勝つことだけを考えていました」と振り返った川崎フロンターレの鬼木達監督は、チェルシーの強さを身をもって感じ、同時に大きな手応えを感じていた。
「正直、『強いな』と。自分たちのサッカーをさせてもらえませんでした。それでも勝ちを求めたことは次につながると思います」
「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019」が19日に行われ、川崎はチェルシーと対戦した。互いに攻撃的な展開となった試合は、86分に中村憲剛のクロスをレアンドロ・ダミアンがヘディングで押し込み、川崎が先制。チェルシーの猛攻をシャットアウトし、1-0で勝利を収めた。
ヨーロッパリーグ王者を相手に見せたJ王者の意地。しかも、“自分たちのサッカー”ができない状況でも勝てることを証明してみせた。
そして、鬼木監督は記者から「リーグ3連覇をする自信はあるか?」と質問されると、早くも次戦への意気込みを語った。
「自信や確信はまだないですけど、自分たちの力やサポーターの力を信じれば、良い結果を出せると思います。まずは、次の大分(トリニータ)に勝たないと意味がない」
川崎は次戦、27日にリーグ5位の大分トリニータとホームで対戦する。
By サッカーキング編集部
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