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イニエスタとアシックスの共同開発スパイク発表! 最重視は「体の一部のような履き心地」

2019.07.15

自身の名前が冠されたスパイクを手にするイニエスタ

 アシックスは15日、同社と契約するヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと共同開発した新スパイクの発表会見を実施。イニエスタが登壇した。

 今回発売されるモデルは『ULTREZZA AI(ウルトレッツァ エーアイ)』。スペイン語で「究極」を意味する「ULTIMO」と、「技巧」を意味する「DESTREZA」を組み合わせた造語で、「AI」はイニエスタのイニシャルとなり、自身の名前が冠された初のシグネチャーモデルとなる。


 アシックス契約後、自身初のオリジナルモデルとなるが、「アシックスのチームの皆さんと数カ月にわたって準備をしてきました。アシックスの皆さんの前向きな姿勢、シューズをもっといいものにできるかを、常に考える姿勢に感激しましたし、早く履いて、自分としても成長していければと考えています」と、出来には大満足の様子。

 イニエスタがプレーしやすくなるための大小様々な要求を実現しつつ、同モデルを履くことになる可能性がある一般ユーザーのことも、イニエスタが考慮して完成したスパイク。最も要求した点としては「自分の体の一部になるような履き心地、サッカーをプレーしている時、プレーに集中すること以外に何も考えていなくて済むもの」と、フィット感を挙げる。

「技術的にも自分がターンする時のモーションがしやすくなり、フィット感も素晴らしいです。このシューズの力も借りて、自分のプレーもさらに磨いていきたいです。これまで多くのシューズを履いてきましたが、本当に良いシューズは、最初に履いたときの感覚が違います。初めて履いた時に『自分に合う』『履き心地が素晴らしく、自分の足と一体』という感覚があります。このシューズを初めて履いた時、強く感じました。自分に合う、自分のためのシューズですね」

『ULTREZZA AI』は20日の横浜F・マリノス戦から着用予定。現在リーグ2位のチームが相手となるが、「今、チームとしては少し難しい状況ですが、そこに踏みとどまっていても仕方がないので、改善できるところを改善し、前向きに試合に挑んでいくべきだと思っています。対戦相手はリーグでもベストのチームですが、過去にもリーグトップクラスのチームに勝ったという自信もありますし、最高のプレーをして、このシューズのデビューとしてふさわしいゲームになればと思っています」と、意気込んだ。

 同スパイクはイニエスタの古巣であるバルセロナと神戸が対戦する「Rakuten CUP」の翌日となる28日から日本を含む全世界で販売開始となる。

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